脱SEして文筆家になった人

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

脱SEして文筆家になった人

四ツ葉真生(よつば まお)の過去ログ。twitter共に不定期更新。

【後編】除毛ケア・アンダー脱毛をマジメに考えるための5ステップ【雑記】

.
前編から引き続き、暫定加筆修正版-後編。極めて冗長なほどに文字量が多いので、フォントサイズはいつもより小さめ。

さて3つ目の、脱毛について。

これは昔ながらの毛抜きや某ソイエのような専用器具、あるいは後述するブラジリアンワックス、もしくはレーザー照射による永久脱毛も含まれるだろう。

脱毛とはおよそ毛を抜くことを意味するのであるが、これは前述のような処理をある程度こなしてきてから、トライした方が良いかもしれない。

まず脱毛=抜毛に関しては、処理した後が断然キレイで長持ちする分、どうしても肌や毛根に負担がかかってしまうのである。

特に怖いのは埋没毛、俗に言う埋もれ毛である。
これは肌の中で毛がそのまま伸びてしまって、表面に出てこず、腫れたり痛くなったりすることだ。

私のようにある程度ケアや処理を定期的に長く行っていると、そもそも埋没毛は発生しにくく、仮に出来てしまっても、所謂毛を掘り出すことで解消できるのだが、これは慣れの為せる技で間違いなく最初は痛く至難だ。

そもそも埋没毛とは、毛質が硬く、さらに肌質の柔軟性の無い方がなりやすいのである。
毛質自体は前述のように、元々日本人は硬い。
さらに肌の柔軟性もあまりなく、器官周辺の肌は特に硬いのである。

これは処理後のマッサージや垢すりのようなクレンジング、あるいは乳液や化粧水、もしくはボディクリームのようなケアで、毛や肌を柔らかく保つことは可能である。

経験上、最も効果が高いと思われるのは、パパイン(パパイヤ)酵素配合のものである。
料理において、肉をパイナップルと一緒に煮ると柔らかくなるのと同じで、パパインの働きで角質層の柔軟性を保つことが出来る。

しかし、こういったものは肌質による個人差が大きいので、陰部に対して過剰な刺激とならないよう、除毛剤同様、パッチテストが必要だろう。

ちなみにこの手の製品の中には、毛の伸びを遅らせるとか、ひどいときは永久脱毛並みに毛根を壊すなんて宣伝文句があるのだが、全く信じてはならない。

そもそもミクロ単位が当たり前の雑菌やウイルスたちを太古から防いできた人類の肌をなめるなと言いたい。

どんなに成分粒子をナノ化したなど記載があっても、市販物が真皮への浸透は有り得ない。当然に肌は異物を排除するのである。

類似品に大豆イソフラボンやザクロエキス配合で、女性ホルモン様作用を狙ったものがある。
これらも同様に眉唾モノなのであるが、プラセボ的な気休め効果はあるかもしれない。

しかしだ、もし本当に目に見えて効果があるのなら、納豆や豆腐を日々食べて、味噌を素手で自家製で作ってきたような昔の日本人は、皆女性的な外見になってしまうではないか。


★4.ヘア処理の部位★

方法論については、ある程度迷いをクリアに出来たかと思う。
続いては、何処を処理するのか、加えて何処まで処理するのか、である。

部位についてだが、エステ業界でも使用される用語で大別すると、Vライン、Iライン、Oラインがある。

Vラインは、鼠けい部のことである。もう少し補足すると、ヘソ下の下腹部から太ももの付け根のしわまでの主に前面である。

もっと平たく言うと、80年代のバブルに流行したハイレグからはみ出てしまう部分のことで、大抵の女性は水着の時期などになると、この辺りまでの処理はするものと思う。

しかし問題は歳月がこれだけ流れているというのに、未だに大多数の女性はVラインのほんの一部処理だけに留まってしまっていることなのである。
(巷の脱毛エステで着せられる紙パンツも主流は、Vラインが切れ込んだハイレグタイプだけだ)

近年、アンダーキッチュという除毛補助のシールがあって、下腹部前面に貼り付けたその型通りにVラインを整えることが出来る代物だが、それでも着眼されているのはVラインとIラインのほんの上部だけなのだ。

私は前述のように、清潔感などを理由に処理を勧めてきた。

そのためには確かに鼠けい部に当たる部分のみへの心遣いでも良しとしたいところなのだが、肝心なのはむしろIラインやOラインなのである。

Iラインは、女性の場合、外器官の周囲のことである。
女性が鏡で自身の股を覗き込んだとき、まずほとんどの方はIラインに発毛が見られると思う。

しかも日本人の毛の色は黒であるし、人種的に陰部の色素沈着も比較的濃い。まず初めて自分の器官を見た人は、あまりいい気分はしないのではないだろうか。

だからこそ、である。Iラインのケアは優先、重要なのだ。
先述の性的な行為においては、視覚・触覚・嗅覚・味覚など、パートナーが最も身近に接し、認識する場所の一つなのである。

確かに一部、自然な方が、否、むしろぼーぼーの方がスキなんだ、という男性もいるだろうが。(私もその志向は決して理解できないわけではないのだが)
処理の完璧さを求める男性は多くはない。しかしむしろ、あぁきちんとケアを行っているのだな、という姿勢が感じられることが大事なのである。

続いてOライン。肛門周囲のことである。
ここはかなり個人差が見受けられる。

太ももの後部や尾てい骨辺りまで密集して発毛している方もいれば、会陰程度にうっすらとしか毛が無い方もいる。

例えば欧米では肛門における性的な行為も比較的行われる関係上、処理は好まれる。
むしろ体質的に明らかに剛毛なのに、である。

しかし日本では肛門を伴う性行為はまず禁忌的なイメージがまだまだ拭いきれていないし、そもそも直腸の形がL字であったり、括約筋の柔軟性の違いで、好き嫌いや向き不向きは個人差が大きい。

それでも尚、もし毛があるのならば、ぜひ処理をお勧めする。
男性の嗜好によってはむしろIラインより重要な観点かもしれない。

特にOラインは肛門という排泄器官が中心に控えている関係上、外器官よりも清潔さを保つことは難しい。
また便秘がちな女性であったり、ウォシュレットやウェットティッシュで排便後をケアしない方は、オーラルな行為における臭気や味覚などに影響が出やすい。

そこに毛が生えていると尚更ムレ要素が加わり、環境としては全く良くないのである。
そもそも女性はほぼ毎月生理があったり、またはホルモン周期による下り物の影響で、陰部や下着は常に汚れてしまうもの、という思い込みが強すぎて、すぐ隣の肛門へのケアも薄れてしまいがちになる場合があるのだ。

日本製の生理用ナプキンやタンポン、パンティライナーやサニタリーランジェリー類は、他国のそれに比べて不快感や臭いを封じ込めるという点において群を抜いている。
その一方で、欧米圏の経血シリコンラバーカップのように、あるいは昔の日本の布製ナプキンのように、自らの血に向き合うという視点がどうも欠けて無頓着になってしまうのは否めない。

さて、上記のV,I,Oライン、何処を何処まで処理するべきなのだろうか。

私は断然全部、総てを推す。所謂パイパン、もう少し控え目に表現するとハイジニーナという状態である。

後者は清潔そのものの言葉の意味なのだが、前者はネガティブな先入観が激しい言葉である。しかし是非引かないできちんと考察してほしい。

そもそも欧米ではいまや決して珍しくはない。
ところが一昔前は海外ポルノグラフィティ業界でさえ、意外にぼーぼーな方も多かったのだ。
毛深い分、日本人よりも数段ぼーぼーな状態で。

しかし、映像技術の向上により鮮明化、その上で過激さの表現と共に清潔感が求められたことで、剃毛は主流となって行き、それが徐々に若者を中心として一般市民にも広がっていたのである。

布面積の狭いTバックやGストリングスなどが日本より遥かにメジャーな下着として使用されていることにも由来するであろうし、元々激しい運動を伴うスポーツの世界では剃毛は当たり前であったことから、性的な行為もスポーツ感覚に捉える文化側面もあるのかもしれない。

そして中東。ここは宗教上の理由との兼ね合いもあるが、気温あるいは湿度と衛生の関係で、比較的昔からパイパン状態は一般的なものであった。

おまけに中国。マージャン牌の白板=パイパンとして語源にもなっているように、むしろ日本とは対照的に吉兆をもたらすとさえ言われるイメージのいい言葉である。

もうひとつオマケにアフリカ系・ラテン系。
元々癖が強い毛質であるゆえに、頭髪同様そのままな場合もあるが、先進的な若者を中心としてタトゥー文化と共にファッション的感覚も見受けられる。
その表現の一つとして、加えて、性的な行為の邪魔にならないため、あるいは体臭防止やケアの容易さのため、無毛処理も決して少なくない。

さて、無毛への洗脳が終わったところで、肝心の処理方法である。
これには簡易さでは除毛が向いているが、相性は脱毛が圧倒的に良い。

特に昨今はブラジリアンワックスが台頭してきた。
文字通りブラジル発祥で、サンバのカーニバルで使う際どい衣装のための脱毛方法である。
同様の語感では、下着の名称としてヒップと陰部の布範囲が狭いブラジリアンカットがある。

ブラジルはこういう点において、実に偉大なる先駆者なのである。

これは個人でも出来る脱毛で、最近は美容関連のグッズとして一般的に販売されているのだが、痛さが伴う分、出来ればプロや専門店、または誰か自分以外の人に任せた方が良い。

ワックスと呼ばれる液状のものを下腹部に塗り、その上に布を貼り付けて一気に引き剥がすのである。
要するに、思い切りの良さが重要であるし、女性のような外器官が自ら見えにくい状態では、塗布する際も剥がす際も気をつける必要があるのだ。

そんなハードルの高い分、上手く仕上がった際のキレイさは素晴らしい。

おそらくこんなことを言っていると、男性がそれを嗜好するとロリコン趣味だとか、あるいは女性は変態趣味だとか揶揄されるであろう。

しかし残念ながら、私は年上好きどころか完全に熟女好きである。そんな陰口は馬の耳に粘土、否、念仏並みに無効である。

しかも無毛状態を勧めるのは、再三言及しているように、あくまでも清潔感やケアのしやすさに特化させるためなのだ。

毛という凹凸感がなければ、皮脂や汗を初めとする汚れにはすぐに気づくし、清浄にすることも障害物が無い分、断然容易なのである。

毛が発毛する由来の一つに体臭を敢えてこもらせるためがあるが、処理を行えばその心配もなく、女性も積極的に男性に接することが出来よう。
(とはいえ、体臭は性的な魅力あるいは個性としての重要な要素である。ゆえに私は近年の過剰な無臭至上文化には一定の距離を置いた方が良いと思う)

例えば女性も是非想像してほしい。男性の外器官周辺が無毛な状態を。

子供みたいで大人の男性性を感じない、とか、変態的だ、とか、そんなことのみを思いついた方は、いささか想像力が足りないのである。

もし毛が渦巻いているような状態の男性がいたとして、オーラルで望んで行為をしたいと思うだろうか?
あるいはそれを自分自身の中に導きたいと思うだろうか?

もちろん女性にも一部、そういった男性を志向する方もいて、むしろ汚さという部分にある種の禁忌的な背徳感を覚える方は男女共にいるが、大半は肌を重ねる相手に清潔感を求めてはいないだろうか?
その志向は男性側の多くも、ほぼ同じくなのである。

無毛=まぎれるものが何もない、ということだ。初めて処理をした際には、汗や皮脂その他の汚れが意外に気になることになるかもしれない。
それは今までは毛のせいで鈍感になっていただけで、実はただ誤魔化されていただけだと気づくと思う。
特に何もしない状態と、毎日気にかけてあげる状態、果たしてどちらが清潔と言えるだろうか?
しかも、だ。もし男女共に無毛状態に処理して行為を行ったとする。
そのときの一体感や密着感は、おそらく今まで貴方が感じたことの無いものとなるだろう。

少なくとも、人間における性的な行為は、現代では単に生殖という役割のみならず、享楽、あるいは愛情表現など、多様かつ重要なエンターテインメント要素を含んだコミュニケーション方法の一つとも言えるのである。

だとすれば自分一人が満足すればそれで相手のことは構わず終わり、という欲の勢いだけの独りよがりなインスタント的行為は全く有意義ではない。
長くお互いが楽しみ高めあうのであれば、変わらない清潔さ、そして後のケアの容易さは必須であろう。


★5.ヘアは世界に繋がっている★

さて、ここまで記述してきて、貴方の中にアンダーヘアに関して、何か価値観や意見は生まれただろうか。

もちろん全く変わらない、あるいは嫌悪した、もしくは好意的な方、それぞれいると思う。

判断材料を簡易にするため、性的な利点とケアを含めた清潔感に絞って書いていたが、本当はもっともっと多様な観点から記載して布教したいところなのである。

とはいえ性的な話においては、上記内容でも書いたように、男女共に何故だかニヤついて接する、あるいは見て見ぬふりをして距離を置くもの、といった姿勢が日本では強いように思う。

おそらくこの記事に目を通した大多数の方は、私に対して後ろ指を指して小馬鹿にしているに違いない。

しかし私は動画でも言及し、最初にも書いた通り、こういったことを真面目に語ることを、まるでタブー視する風潮を打破したいだけなのである。

きっと何処ぞの阿呆な老害的保守層は、これが日本人の奥かしさだとか、曖昧性の良さだとか言うだろう。
だが例えば、若年層を侵食する感染症や妊娠、犯罪等の問題は触らぬ神は何とやらではない。

賢明な知識や真摯に向き合う姿勢で、性に関する話題をオープンな形で話し合えない風潮が、上記やセクシャルハラスメント、DVや離婚、シングルマザーの問題にさえ関わり得ると言っても過言ではない。

人の価値観は多種多様である。人それぞれ当然個人差もある。
そんな様々な意見がある中で、個々が自由に考えて行動すればいいのと思うのである。

ヘア処理等のケアに関して、美容関係あるいは衛生関係、誰が言うことが真に正解なのかは私にも分からない。
というか素人が分かるはずもない。医療業界で何が効く、効かない、と同様の世界であり、日々主張は流動するのである。

そもそもヘア関連は禁忌的な見方が強かっただけに、まだまだ発展途上で未開発の分野なのだ。

すなわち、もし世の中の一定数がヘア処理を欲すれば、技術も人材も道具も場所もどこまでも発達するのである。

日本はデフレになって久しい。そして未だそれを完全に脱出しきったとは自信を持って言いづらい経済状況が続いている。

若者は無欲だとか、欲しいものが無いほど満たされていると言ったのは誰だ?
成熟した社会だから、もうこれ以上成長しないと言ったのは誰だ?

少なくとも私は、全く、全く満足していない。
ヘア処理はまだまだ潜在的に欲されているはずで、そして技術向上の余地が私如きでも考え付くほどに未だ山ほどあるではないか。

貴方も是非、まずは貴方自身の下腹部について、マジメに向き合ってみては如何だろうか。

この記事を読んで、皆さんがこういったケアに関して、今までよりほんの少しだけオープンに接してみようかな、と頭の片隅によぎって頂けたら、私は何より光栄である。

広告を非表示にする