脱SEして文筆家になった人

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四ツ葉真生(よつば まお)の過去ログ。twitter共に不定期更新。

超危険?巷によくあるペットフードに入っているミートミール。実は4Dミートという粗悪品??

ちょっとした気まぐれでペットフードの原材料名を眺めてみるとさ、ミートミールってあったわけよ。

まー直訳すればそのまま、肉をミンチにでもして乾燥させたものなんだろうねぇと思ったわけだけど、私の性格上気になるわけじゃん?そりゃ調べるわけじゃん?

 

そしたらさぁ、、ww (以下を読むときは稲川淳二の怪談風のテンションで。

 

ミートミール=4Dミート

4D=死骸(Dead)病気(Diseased)死にかけ(Dying)障害(Disabled)の総称なんですってよ、おくさん。

人間が食べられないようなゴミ同然の肉やら、糞も骨も内臓も砕いて混ぜて、危険な薬品で消毒してごまかすために添加物もたっぷりいれて、、きゃーーー

 

、、、いやぁー、実にくだらねぇww

もう一体どこが噂の出どころだったのか、ググると出るわ出るわ。大体は過去記事ばっかりだけどねぇ。もうこりゃ人間界における挽き肉害悪論と同じ匂いがするわw

 

結論から云えば、今更信じる人はいないであろう都市伝説。理由は後述するけども。

ペットフードは価格差が大きいからねぇ、安いものはきっと粗悪品なはず!って思いこんじゃうんだろうねぇ。

確かに法律基準外の成分や添加物とかで、今まで問題が起きたことが全く無いわけじゃない。しかし、それが安価なペットフード全てに適用されるかのように語るのは間違ってるよね。

 

いや、単純な話、それこそ人間の実生活に置き換えてほしいけど、ほんとに価格=品質か?と。

サービス料やら場所代やら人件費やらブランド名やら、そういういろんなものにお金かかって販売価格って決まってくるんだけどねぇ。

 

もっと云えば、ペットは人間と違ってペットフードだけで生活してるんだよ? 色んなものを混ぜなきゃ総合栄養食にはならんのよ。

でも世の中にはナチュラル志向の飼い主がいて、そういう人たちは出来るだけ自然由来で加工もされてないもので自らのペットを育てたいっていう欲求があるわけ。

猫は元々肉食なんだから、生肉が一番ベストなはず、ってやつだね。まー昔の日本でよくあった猫まんまは全否定ですなw

 

そんな人たちに提供するのは、タンパク質を主成分とする原材料の"肉の割合自体"が多いものなんだよ。多くの価格差は品質ではなくて、まずこの割合に集中する。

 

そして、ナチュラルフードってのは出来るだけ保存料も添加物も何もかも、オーガニックな自然由来で済ませたいわけ。それって要するにメーカーにとっては余計なコスト。だから価格がさらに上がる。

 

極めつけは、そんな出来上がったフードの品質を、きちんとどこかの団体に認証してもらわないと箔がつかない。AAFCOのとかだよね。でもその審査料はもちろん無料ではない。はい、ここでもコスト増加。

 

こういったいくつものコスト上昇要因があるから、フード間には大きな価格差が生まれる。逆に云えば、安価なペットフードってのはそれだけ徹底的に効率化された末の結晶なわけよ。

結局のところ高いものも安いものも、どちらも良い面悪い面は共に併せ持つもの。

 

さて、基本的な考え方の次は、いよいよ本題。

その所謂4Dっていう肉のランク自体は果たして存在するのか??

 

というかね、危ないっていってるコピペに近いような記事は無数に見つかるんだけども、出典がどこにも存在しないのよ。いやぁ私の見落としかねぇ。。w

 

その中でいくつかの記事中にはアメリカのUSDA(米国農務省)で規格されてるとの記述が。ほー、農務省が美味しい食肉のランク付けだけならまだしも、食えないようなクズ肉に対しても認証してると。

FDAだとしたらまだなんとなく分かるけども。実際にペットフード認証してたはず。

しかしUSDAねぇ。国が無料で勝手にクズ肉審査するのか?それとも企業側がわざわざ有料でクズ肉判定を望むのか?

 

うん、てことで疑問が尽きないので、どうせ出典が見つからないから、ならばUSDAのサイトに直接いってみよーww

U.S. Department of Agriculture

 

み、見つからねぇよ。おくさん。。4Dなんて記述どころか、cuttingとかother use, grade Dもねえってばよ。

逆にprime, choice, selectという所謂良い肉ランクは明記されていた。ちなみに当然これらを使っているペットフードは本当に存在している。

てことはなに、アメリカの公的機関サイトは良い肉のことだけしか公開してなくて、クズ肉ランク付けは裏メニュー的なもんなわけ?

 

ならばもうこうなったら英語でググればいいじゃないw

きっとそんなに問題のある事柄なら、本家のアメリカ人たちは活発に議論しているはず!

 

(以下を読むときは、ビバリーヒルズ青春白書の吹き替え風のイメージで

 

"たしかに肉のグレードはUSDAが付けているね"

"だけどそりゃ実際にAからFまであるわけじゃないさhahaha"

"いやぁ1990年代に学食やらファストフードでGrade Dの噂が流行ったもんだよlol"

"そう、それはただのFOAF Storyさ"

 

うん、てことで本国の奴らがすでに20年以上も前に飽きた都市伝説が日本に輸入されてきたってことでFAだと思う。4Dってものが無い=ミートミール危険論が眉唾ってことになる。

某ファストフードで噂があったミミズバーガーみたいなもんだよね。

というかUSDAの出典があるならまじで誰か教えてくれないかね。私が見つけられてないだけかもしれんからね。

 

しかしだ、それこそ1千億万が一、仮に4Dミートなる怪しげなものがあったとして、、

それを実際に使ってしまった方が却って、この愛玩動物が当たり前に広まった現代、そして暴露情報社会では、逆に企業側の大いなる失客で果てしないコスト増になりかねんと思うんだけどねぇw

 

参考:

http://www.epicportions.com/2009/12/02/taco-bell-grade-d-meat/

http://www.snopes.com/food/prepare/badmeat.asp