長年にわたって大痔主なわけだが、どうも最近不調。ボラザGが欠かせませんw
しかしまぁ食事とか季節とか、生活リズムとかでほんとに状態が変わるよねぇ。きっと全国一億三千万人の痔主には分かると思うんだ、うん。
ということで注入軟膏や座薬だけじゃなく、今まであまり試したことが無かった内服薬を買って試してみようと。
まぁ大概よくあるタイプなのは、血行を良くする漢方系とか、あるいは肛門さまに負担をかけないような便通にするために、便を柔らかくする系が主なわけだが。
一方で今回白羽の矢が立ったのは、アイデアメーカーの小林製薬が発売しているその名も「ヘモリンド舌下錠」。早速ドラッグストアで入手してみたよ。
自信が感じられるパッケージ
「いぼ痔を根元から小さくしていく」と豪語しているわけよ。
「いぼ内部のうっ血を内側から改善」していくそうで、内痔核や外痔核に効果があるそうな。※ということなんで、いわゆる「キレ痔」は対象外のお薬。
しかも舌の下で溶かして服用するのがちょっと特徴的。
続いて、パッケージ裏面。
舌の粘膜から吸収されて、有効成分が血管に乗って効くというイメージ。
逆に、私調べだと飲み込んで服用すると効果がないどころか、むしろあまりよろしくないことある(こえーよw)ってことなので、きちんと溶かして飲もうねw
服用量や回数は症状によって違っていて、例えば1日3回1錠だと、20錠入りなので1週間以内に飲み切ってしまう感じ。
引き続き、パッケージ側面。
有効成分は、「静脈血管叢エキス」(別名:ヘモリンガル)というちょっと聞きなれない成分。
まぁこれ、ざっくり乱暴に説明してしまうと、いぼ痔(静脈瘤)を分解した成分を服用すると、なぜかいぼ痔が治る、っていう原理。
※一応プラセボ排除のためにきちんと二重盲で薬効がテストされているよ!w
なぜその発想に至ったのか不思議なわけだが、単に別の腸内の病気を研究しているときに偶然発見されたそうな。
似たような発想としては、お酒が好きな人はご存知の「肝臓加水分解エキス」が肝臓に良いということでドリンク剤に配合されているし、
また、別の病気を治療しているうちに偶然の発見という意味では、心臓病の薬が男性のEDに効くことが分かったとか、医学や薬の世界では類似事例はあるわけよ。
ではパッケージ開封
というわけで、貴重な20錠をいざ開封の儀。
箱から出てきたのは、イラストが描かれた大きな外装パッケージに比べると、至ってシンプルかつ小さな袋。
ぶっちゃけこれに合わせてもうちょいパッケージも小さくても良いのでは?と思うほどw
ではこれも開けてみよう。
10錠が2シート。まぁせいぜい5~6mm程度の小さな錠剤。これなら一度に2錠とかを舌下で溶かすのもそれほど苦にはならなそう。
と、言うわけでまずは1週間、試してみましたよ。
そして肝心の効果のほどは、、、
うん、痔が治った!!とはさすがに言わないw
けれど痔の諸症状は改善しているし、「いぼ」自体も気持ち小さくなったような気もしないでもない。
でも実はこれ、エビデンスによればやはり長期続けて服用した方が(1週間とは言わず2週間以上とか)着実に効果があるみたいなんだよね。
ってことでステロイド入りの軟膏を塗った時のような劇的な効果もないし、錠剤を服用している(溶かしている)間にみるみる腫れが引いてく感覚があるわけでもない。
いい意味で、表面の傷や腫れだけ治しちゃおうというよりは、根治的な発想なんだよね。もちろん効果としては寛解(緩解)を目指しているわけだが。
まぁ私の場合は、食事を気を使ったり、マグネシウムで便通を良くしたり、軟膏も引き続き使用しているので、ヘモリンド単体で効果がどうだったか?という点はハッキリ分からないわけだけど。
ただ逆に言えば、悪化はしていないので決して無駄ではないはず!そう、信じる気持ち!w というわけで、これからも是非リピートしていきたいところ。
私ほどの大痔主でなければ、このヘモリンドだけでもだいぶ症状が緩和出来るんじゃないかな。座薬や注入軟膏が苦手だったり抵抗がある人にもおすすめ。