去る8月23日。耳たぶの裏側、というか耳の付け根の後ろあたりに、吹き出物の痕のような違和感のあるしこり発生。
でも、私は脂性&汗っかきなので汚れが貯まりやすい時期&箇所なので、この時は、あぁなんかばい菌入ってデキモノできちまったなくらいの認識。
早めに常備薬のジスロマックとロキソニンを服用。まぁこれで治まるでしょとタカをくくっていた。ところが、、
ちなみに画像はグロ注意。
- いよいよ粉瘤の発生を確認
- まずはファーストオピニオン
- 念のためのセカンドオピニオン
- だめ押しのサードオピニオン
- 今にも膿が出そうな開口部
- ついに粉瘤が破裂
- 気が付くと内容物が出続ける
- 腫れや赤みはほぼ治まった状態
- まとめと今後の方針
- 待望の?続編:ぶり返した件
いよいよ粉瘤の発生を確認
8月26日、さらに耳の後ろが腫れていく。こりゃついに私も噂に聞く、粉瘤(ふんりゅう)になっちまったか、ってことで、まずはその時の画像。
小指の第一関節くらいはあろうかという、腫れに成長。くそー、ジスロマック&ロキソンが効いてねーのかいって感じ。
まずはファーストオピニオン
ってことで痛さも増してきたので、帯状疱疹のときにもお世話になったかかりつけの皮膚科へ直行。
診断は案の定、アテローム(粉瘤)。
聞くところによると、、
・なる人はなる。運みたいなもの。不摂生だったとか不潔だったからというわけじゃない。
・皮膚の下の老廃物が貯まってる袋は、おそらくかなり前からあった。
・そこの部分に今回、ばい菌が入って炎症・化膿を起こして大きく腫れてきた。
・手術で(メスで)袋を取らないと、完治不可能。ただしいまは時期が悪い。
・なので、まずは薬で症状を抑える。それで治まるならあとは様子見。
てなわけで診察料1,260円、薬代1,060円。もらった薬は、、
・ロキソニン60mg 1日3回・・・炎症を抑える。
・セフジニルカプセル100mg 1日3回・・・セフェム系の抗生物質。
・レバミピド100mg 1日3回・・・胃薬。ロキソニンとセット。
・ゲンタシン軟膏 外用薬・・・抗生物質。
念のためのセカンドオピニオン
8月28日。薬でまるっきり症状が治まっている気がしない私。場所が場所なので、というかリンパも近い場所なので心配になり、今度は粉瘤のくりぬき法(臍抜き法)にも対応している医院へ。
が、、、激混み。結果として、大した診察時間も説明もなく、膿がたまっちゃってますね、の一言で薬を出される。
診察代は1,060円、薬代510円。もらった薬は、、
・塩酸ミノサイクリン50mg 1日2回・・・ミノサイクリン系の抗生物質。
・ゲンタシン軟膏 外用薬・・・抗生物質。
だめ押しのサードオピニオン
8月29日。さらにもう一軒、同じく刳り抜き法にも対応している専門のクリニックへ。
美容皮膚科も兼ねているので女性がたくさん。んで、診察。
・粉瘤で間違いない。
・まずは菌を徹底的に叩いて、炎症を鎮める。
・今手術を行うのは、ねん挫した足にメスを入れるようなもの。
・1か月半程度して、しっかり炎症がおさまってから袋を取り除いたほうが簡単で、再発もしない。
というわけで、3軒ともに方針はやはり今は薬でってことで間違いない様子。
こちらでの診察代&薬代は1,590円(院内処方)。もらった薬は、、
・ルリッド150mg 1日2回・・・マクロライド系の抗生物質。
・ナジフロキサチンクリーム 外用薬・・・キノロン系の抗生物質。
さて、潤沢にある薬を塗って、飲んで、いつの間にか粉瘤も引っ込んでいるだろうと油断していたが、、
今にも膿が出そうな開口部
9月2日。腫れは変わらず。だが痛みはもうほとんどないのだが、皮膚が炎症で薄くなり、膿が見えてきている。
ついに粉瘤が破裂
9月3日。風呂上がりに優しく拭いていたタオルに当たって痛みと違和感。ついに開口部から血と透明に近い組織液のようなものが漏れてくる。
軟膏で傷口に蓋をしつつ、血が止まるまでティッシュで拭うというループ。
気が付くと内容物が出続ける
9月4日。破裂当日ほどではないにしろ、少し首の角度を変えたり、体勢を変えると、それによって傷口が開くのか、昨日と同様の血と液体が漏れてくる。
寝る時が一番大変だったわ。でも少し粉瘤がしぼんた印象。
この二日後あたりで、傷口はほぼふさがり。内容物が出てくることもなくなった。
その後の9月10日の状態。
しかし、内容物は膿とか垢などのカスだから、すげー臭いって効いてたんだけど、はっきり言って血以外は無臭。
たぶん絞り出しているわけじゃないから、老廃物の上澄みだけが出た感じなのかもしれん。
一応抗生物質は初日から10日くらい飲んで、軟膏は塗り続けていった感じ。
腫れや赤みはほぼ治まった状態
粉瘤発生から約3週間後の9月14日現在の様子。
特に状態は変わらず。このぷっくり感は手術していないので、やはり残るみたい。
普通に過ごしている分には特に気にならない。乱暴に触ると痛みが走ることがある。
まとめと今後の方針
というわけで、一応治った、と表現していいんだろうか。いわゆる薬で散らした状態の現在。
しかしまたいつ再発するか分からない爆弾を抱えているので、いずれは手術したい。
できれば傷跡も少なく、術後の負担も少ないくり抜き法で。費用は大体1万円~1万5千円くらいらしい。
今後もしどなたか粉瘤になってしまった際には、是非早めの処置をおすすめするよ。
化膿や炎症が始まる前なら、ほんの15分~30分程度の短い時間の手術で完治が望めるので。
しかしなんでこう変わった病気になるのかねぇ。聞くところによると、HPV(ヒトパピローマウイルス) との関連も疑われているらしいね。
あ、もちろん人から人への感染はなくって、原因の一つじゃないかって言われてるってこと。
ごくごくごくまれに、悪性化の例もあるらしいからなぁ。
うーん、私と粉瘤の戦いは続く。。さて、いつ手術しよっかな~