ある日のこと。久々にサブ使用しているレノボ製のノートPCを起動してみたわけよ。
そしたら往年のLenovoユーザー御用達の電源管理ツールEnergy Managementのポップアップが出てきてね。
なにやら「認定されていないバッテリー」うんぬんっていう。
今まで長らく平気だったのに突然表示されたので、原因を探って対処してみた話。
そもそも話のバッテリーの件
掲題の事象が起こったのは今や化石のようなPCのG465。でもSSDに換装してWin10アップグレードしているし、サブとして使う分にはたいして不満も無いので、数年前に互換バッテリーにして時々使っていたわけよ。
それが2019年12月ごろ。
本システムはLenovoが製造または認定したバッテリーのみをサポートしています。認定されていないバッテリーを使用すると、システムは起動しますがバッテリーを充電しない場合があります。
ってことで。要は正規品の電池パックにしろや!って叱られてるわけだけどw
しかし注意書きのように充電されないってことも無く、普通に使えてるのが謎い。。
しかも数年間こんな表示出たこと無かったからね。でもステータスを見てみると。
充電中とはなってるものの、バッテリーレベルには不正なバッテリと表示されていて。
原因は更新プログラム?
なにがこのポップアップのトリガーになったのかなと思って、ちょいと調べてみることに。
ググっても目新しいものはなかったんだけど、確か11月には平気だったものが12月に現れたってことは、もしやMSさんの更新プログラムのせいか?と。
そこで更新履歴を見てみると、日付的に怪しかったのはKB890830とKB4523205。
前者は単なる悪意のあるソフトウェアの削除ツール。
そして後者は、
Internet Explorer と Microsoft Edge を使用する際のセキュリティを改善する更新プログラム。
外部デバイス (ゲーム コントローラー、プリンター、Web カメラなど) および入力デバイス (マウス、キーボード、スタイラスなど) を使用する場合のセキュリティを改善する更新プログラム。
Microsoft Office 製品を使用する際のセキュリティを改善する更新プログラム。
主にセキュリティ関連のパッチなので関係が無いような気がする。
っていうか、よく考えるとOSがエラー吐くなら兎も角、Lenovo謹製ツールがポップアップ出してるわけでマイクロソフトの更新パッチが原因の可能性は低い感じ。
さらに今更旧機種でLenovo側も修正プログラムなんて出していないし、何らツールの更新もしていない。相変わらず謎い。。
バッテリー劣化が原因じゃね?
互換バッテリーも最初は普通に問題無く認識されていたものの、サブ用途とはいえ数年間も使ってりゃ電池は劣化していくわけで。
その劣化が何らかのトリガーになって、Lenovoのツールに検知されちゃったのかなと思ったり。
まぁ完全に根拠のない予想だけど、ぶっちゃけいちいち検証するのがめんどくさかったのでw
ということでわざわざそんなことのために旧機種の正規バッテリーを入手するのは超絶無駄な気がしたので、起動時のポップアップさえ表示されなきゃうざくないだろと。
そこで注意画面が表示されている際に、おもむろにタスクマネージャー起動。
スタートアップタブ内にEnergy Managementが二個表示されているけれど、注意画面を出しているのは画像内の2個目のプロセス。
ということでそのプログラムをプロパティで間違いがないことを確認しつつ、スタートアップから無効にしてリブート。
するとたったこれだけで解決!!これで起動時のうざい「認定されていないバッテリー」表示から解放されるよw
ただし、当然のようにEnergy Managementの電源管理が正常に働かなくなるので、いわゆる8割充電でストップせずに、常に満充電しようとするというデメリットがw
まぁこれが最新機種かつ新しいバッテリーだったら問題だけど、少なくとも旧機種だったらそれほど懸念することも無いかなと。
まぁサブPCとはいえ、やっぱり古い機種を使っているとこうやって色々と問題が起こってくるよねぇ。
メインPCと共にそのうち買い替えなきゃなーと思いつつ、なんだかんだ不満が無いと使い続けちゃうんだけどねw