よつまお

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【オリジナル仮想通貨】ERC20ベースで独自トークンを作る方法【イーサリアム/暗号通貨】

ビットコインやアルトコイン(オルトコイン)に代表される仮想通貨(暗号通貨)。

そんな仮想通貨を自分自身も作ってみたいって人は多かれ少なかれいるんじゃなかろうか。

 

オリジナルコイン(といっても厳密にはカスタムトークン。まぁこまけぇことはいいんだよ)の作成方法はXCPやWAVESを使ったのもが割と有名で、簡易でとっつきやすいんだけど。

今回はもうワンランク上としてスマートコントラクトでおなじみイーサリアムの技術を使った方法で作ってみよう。

 

・必要な知識

コピペする能力。

・準備するもの

マイイーサウォレット(MEW)、メタマスク(MetaMask)、手数料(ガス)として必要な少量のイーサリアム。

 

これらの事前準備が分からなければggrks

 

・参考にしたサイト

How To Create Your Own Ethereum Token In An Hour (ERC20 + Verified) — Steemit

How to build your own Ethereum based ERC20 Token and launch an ICO in next 20 minutes - Hashnode

 

基本的には参考サイトの流れに沿って行えば大丈夫。Solidity等に慣れている人ならカスタマイズもできるね。でも、うん、すべて英語なんだ。
分からなければグーグル先生に聞きやがれ、と言いたいところだけど。

 

今回はもっと楽に作りたいわがまま子猫ちゃんのために、さらにさらにより簡単な作り方の手順をご紹介。

 

・まずは少なくとも0.05、余裕を持ったら0.1ETHくらいをメタマスクに送金しておく。

 

・TokenFactoryのコントラクト作成ページへアクセス。
https://tokenfactory.surge.sh/#/factory

f:id:yotsumao:20180122173827p:plain
上から最大発行量、トークンの名前、小数点の桁数、トークンの略称を入力していく。

 

ここで、注意点が二つ。

 

まずは小数点の桁数の設定が癖があって、

例えば発行量を100、桁数を3にすると、全体の発行量が0.1しかない超貴重というか使い道ゼロのトークンになってしまう。

例えば発行量を10000000000、桁数を4にすると、全体の発行量100万のトークンが作れる。といった具合なので、ゼロの個数を考えながら設定しよう。

 

次にトークンの略称。これは後々マイイーサウォレットにカスタムトークンとして追加する際、すでに存在している略称だと残高表示に追加することができない。

なので、略称を決めるにあたっては事前にマイイーサの中で全てのトークンを表示させ、重複する略称がないか確認しておこう。

 

・正確に上記を入力したら、Create Tokenを押下。

 

・自動的にメタマスクが起動するので、よければACCEPT。このときガスは30Gweiくらいがいいと思う。

 

・ここでしばしお茶休憩でも。

 

・処理が終わったころにトランザクション履歴からEtherscanにアクセス。To:の横に記載されているのが、今回作成したトークンのコントラクトアドレス。

 

・再びTokenFactory。今度はトークン検索ページへアクセス。

https://tokenfactory.surge.sh/#/tokensearch

 

・さきほどのコントラクトアドレスをコピペして、Go to Tokenを押下。

f:id:yotsumao:20180122175945p:plain

上から、送り先のアドレス(今回の場合は自分のマイイーサ)、送金するトークンの量(全部でいいと思う)を入力し、Transfer Amoutを押下。

 

・ここでまたメタマスクが登場するので、ACCEPT。このときのガスの量も30Gwei以上くらいがいいかも。

 

・またもやお茶休憩。

 

・処理が終わったころに、トランザクション履歴からEtherscanにアクセスして、無事ステータスがSuccessになっていれば完了。

 

・最後にマイイーサにログインして、カスタムトークンの追加(コントラクトアドレス、桁数、略称)を行えば、今回作成したERC20オリジナルトークンが表示される。

 

あとは煮るなり焼くなりコロ助なり。SNSやブログで無償でAirDropするもよし、サークルや仲間内からまず流通させるもよし。使い道はあなた次第で無限大。

 

ちなみに、このように作ったトークンでICOでも実施してウハウハだぜぃって思ってる方は、一度下記を読んでから落ち着いて検討してみよう。

日本人向けのICO告知をALISが決断するまでのストーリー – ALIS – Medium

 

それではよい仮想通貨ライフを!