体調が悪いとどうも繰り返しがちなのが、口内炎。
しかも食べ物が痛くてしみるからってかばって食事をしていると、口の中の別の場所を噛んじゃったりして、今度はそこがまた新たな口内炎に、、なんていうジレンマ。
まぁぶっちゃけ口の中の口内炎や傷なんて、ビタミンB摂ってあとはほっときゃ治る!なーんて言われがちだけれども、つらい症状は早く治したいわけで。
というわけで今回は、今や口内炎治療薬の新定番トラフル軟膏のお話。さらに以前のケナログとの違いもちょっぴりと。
しかし画像に写してみても、ケナログのパッケージはぼろいなww
今回の比較のために薬箱から引っ張り出してきたけど、もはや使用期限を超えているレベルなので古い薬はきちんと整理して処分しようねw
だいだい中身は同じ
結論から言ってしまうと、口内炎用の軟膏ってほぼどれも主成分は同じもので。
あとは他にどんな成分が添加されているかや使用感やらの違い程度なんだよね。
どの市販薬でも十分に効いてくれるし、もし薬を使用しても何週間も治らないなら、むしろ遠慮せず早めに歯医者さんや口腔外科にでも行ってみよう。
口内炎治療薬は、以前はブリストルマイヤーズのケナログAが完全なる独占的定番商品だったけど、今は市場から撤退して販売停止してしまったので、
昨今で主流になっているのは第一三共ヘルスケアのトラフルシリーズ。こちらは口内炎以外にも、ノドの炎症などの薬でも人気のシリーズだね。
では一応成分の比較。
二つともトリアムシノロンアセトニド。含有量も同じ。
要は弱めの副腎皮質ホルモンよね。市販の口腔内用ステロイド薬としては一般的でこれ一択と言っていいレベル。
だ液で薬がすぐに流されてしまわないように、どちらもゲル化剤などが添加。さらにトラフルの場合は、使用感改善のためにメントールも配合されているようだね。
実際の使用感は?
ちなみにそもそも話。これらの薬が適応があるのはあくまでも白くなる「アフタ性」の口内炎。トラフルに限らず、最近の口内炎薬のパッケージではきちんとそれが明記されている。
まぁぶっちゃけ抗炎症成分なので普通の噛んだ傷とかも治らないことも無いけれど、いちいちそういったものにちょこちょこ使うのも考え物。
特に感染性の出来物や、化膿している箇所などにむやみに付けてしまうと悪化させてしまうので気を付けよう。
ケナログの場合
たぶん今やケナログを持っている人のほとんどは使用期限切れているんじゃないかというw きちんとチェックして捨てるべきものは捨てようね。
ザラっとした軟膏。まぁ味は特に美味しくもなくw
それこそお菓子作りの人にはお馴染みのゼラチンを溶かしている状態って感じの質感。でもそのおかげで密着感があって患部にきっちり張り付くわけよ。
(でも使用期限前はもうちょい滑らかだった気が。さすがに劣化している気がするのでそういう薬は使わないようにw)
トラフルの場合
さて肝心のトラフル軟膏PROクイック。さわやかメントール味だそうな。
ちなみに同シリーズには貼るフィルムパッチもあるけれど、個人的な感覚では何だかんだ昔ながらの軟膏タイプが効く気がするw
んで軟膏の質感は。
まぁケナログと大差ないザラっと感。こちらの方が多少塗りやすいかな。
さらにお味が若干甘みがあって、さらにさわやかメントールといううたい文句の通り、ほんのりスース―感。
もちろん傷口にしみるレベルの強メンソール感はないので安心してねw
しかしこのメントールの使用感がわりと良くてさ。
今までのケナログだと口内に何か塗ってます(張りついてます)的な違和感がすごかったんだけど、うまい具合にそれをごまかしてくれている感じ。
ちなみに、ステロイドを安易に使うのはためらうけど使用感にもこだわりたい!ってかたのために、
トラフル軟膏にはノンステロイドタイプの口内炎治療薬もあるよ。アズレンなどが主成分で、特に小さい子などの口内トラブルには安心最適だしオススメだね。