考古検定。こちらは公益社団法人 日本文化財保護協会が実施する内閣府認定の資格検定だそうな。
その名の通り、考古学に関する知識が問われる。わざわざ内閣府認定って冠しているので、当ブログでは公的資格としてカテゴライズ。
名乗ってないだけでそういう検定って他にもあると思うんだけどね、一応。
さて、この資格はネット上で受験可能なんだけど、申し込み期間や受検期間が決まっているタイプ。いつでも受けられるのが売りのCBTとしては比較的珍しい、というか不便な面があるよね。
私の場合はちょうど申込期間中に興味を誘われたので、たまたまタイミングが合った感じ。
難易度は入門クラスから初級、中級、上級、最上級まである。このうち上級と最上級は下位級を合格していないと受験できない。
入門から~中級までは60分択一式の全50問。事前のリサーチで、意外に入門でも意外に歯ごたえのある難易度っぽいので、私は入門クラスをチョイス。
一応公式問題集が出ているので、それで勉強。問題としては単純な選択問題なので、ひたすら暗記暗記。旧版と新版があるけど、旧版には解説が載っていないのでやや不便。
んでんで時は流れ受験開始日。あれっ、難しいぞこれ。。
というか公式問題集=過去問と思っていて、それがそのままでるように思っていたけど、なかなかそうはいかない。ジャンルとしてはほぼ知っているか知っていないかの問題ばかり。
知っていれば瞬殺できるけど、まったく知らない知識にはだいぶ迷う感じ。それでもめげずにポチポチ解答していって、試験終了ボタン押下。
これが2017年11月下旬の話。合格発表は年明け2018年1月中旬とのこと。
ってことでさらに時は流れ、1月中旬。日本文化財保護協会からの郵送物が。ぱっと見、考古検定って書いてないから何かと思ったよ。さて開封。
合格やー!というか意外な96点という高得点w
勘もだいぶ冴えたかな、あとはインディージョンズ好きで考古学好きの私のポテンシャルが発揮されたんだと思うわ。うん関係ないか。しかしみんなすごいな平均点。
こちらは合格証明書。発表は1月だけど、資格自体の認定日は12月になってるんだね。
こちらは認定カード。
いやー、しかし受検期間が決まっている資格はわりとひさびさだったけど、その中では意外に手こずった検定だったね。
勉強したほとんどのことはもはや忘却の空へと飛び立っているけれど、それでも日本の考古学知識を計るには、ユニークだしいい資格だと思うわ。
いきなり受験を決める前に、まずどんな知識が試されるのか公式問題集を手に取ってみるのもいいかも。興味のある方は是非どうぞー。
◎まとめ
【勉強期間】1週間くらいはほしい。
【教材】公式本一択。
【受験料】2500円~。
【合格基準】6割以上。