わりと短期間に三たび再発っていうか。もうね、そんなに生活習慣が乱れてるのかとちょいと落ち込むレベルw
しかしストレスや疲れ以外にも、生理周期に関連してホルモンバランスの乱れでも普通にかかるし。
ピリピリ、チクチクとした違和感っていうかあの独特の痛みって、見た目の水膨れ感と相まって不快極まりないけれど、上手に付き合っていくしかないかなぁと。
まぁぶっちゃけ、私の常備薬のアクチビアは使用期限が切れていて少し古くなっているので、この際別の薬でも試してみるか―ってことでドラッグストアへ。
んで今回、サトちゃんでお馴染みの佐藤製薬アラセナSを購入してみたので、使用感などをレビューしてみるよ。
ちなみにこういった口唇ヘルペス用の塗り薬はいわゆる第一類の医薬品なので、薬剤師さん常駐の調剤薬局などでないと購入できないから注意。(登録販売者さんしかいない場合は売ることが出来ない)
こちらの有効成分はビダラビン
アクチビアとの大きな違いはその主成分。アクチビアはアシクロビル、対してアラセナはではその名もビダラビン。なんだか効きそうな響きw
どちらも同じく抗ヘルペスウイルス効果はあるし作用機序もほぼ似たようなもんだけど、若干得意分野が異なるそうで。
アラセナは1日1~4回使用ってことで、アクチビアの3~5回よりは少ない回数で効くようだね。なお後者に比べて前者は微妙に値段が割高。
ちなみに話。ビダラビンはヘルペスウイルスの親戚の帯状疱疹ウイルスにも効果があったりする様子で、素人考えではアシクロビルより効くんじゃないかと思ったり。
(ただしOTCスイッチのこういった塗り薬では口唇ヘルペス症状のみの適応)
さてパッケージ側面。
容量2gはだいたいどの薬でも同じだね。そしていつも通りのお約束、あくまでもこちらは口唇ヘルペスの「再発」治療薬。
なので過去に一度も医師の診断や治療を受けたことがない(またはそもそも罹ったことが無い)ヒトは使用しちゃダメってことになってる。
実際の使用感はどんな感じ?
軟膏タイプも販売されているけれど、今回はクリームタイプをチョイス。馴染みやすさや伸びの良さ、目立たなさを重視。
ただやっぱり口の周りや唇に塗るわけで、唾液や湿気の影響は少なからずあって、ヘルペスが出来た場所によっては軟膏の方が向いている場合もあるよね。
軟膏って油脂成分のせいでベトつきはあるものの、その分落ちにくく有効成分を長時間とどまらせることが出来るわけで。
さてさてアラセナを開封してみるとこんな感じ。
薬局購入時にもらった情報提供文書(A5用紙)に置いてみたけど、アクチビアに比べるとアラセナはチューブが結構小型。前者はラミネート系のチューブだけど、後者はよくあるアルミチューブ。
ではキャップでチューブ先端に穴を開けて、実際のクリームの質感を見てみよう。
ちょっと押しただけでわりと出てきたw アルミチューブってこういう押し加減の調整が難しいっていうか、気温差とかでドバっと出てきやすいのは難点だよね。
ってことで早速ヌリヌリ。。うん、肝心の使用感はかなり伸びが良いクリーム。
アクチビアは若干水分量が多くて馴染みにくいというか肌に白残りしやすい気がするけれど、アラセナは塗って時間が経つとほぼ目立たなくなるレベル。
ただ少しテカリが出るかな?同じクリームなのに微妙に違う。こういった部分はそれぞれの添加剤の違いなのかもしれないね。
んでんでそんなことより、もっと大きな違いとしてはアクチビアはなぜか塗って5分~10分くらいしてくると、
水膨れの傷口にヒリヒリしみる感触があって痛痒いことが多かったんだけど、対してこちらのアラセナの場合はそういった薬を塗った結果の不快感がほぼゼロ。
これは私が何か前者のクリームの基剤に対してアレルギーでも持ってたせいなのか、はたまた有効成分の違いによってそうなっているのかは不明。
実際に治りやすさや完治までの期間っていうのは、正直それほど大きな違いはない気がするけど、微妙な差としてはアラセナに軍配って感じ。
まぁこの辺りは各自の体質や患部のヘルペスウイルスのしつこさ、その他の要素もあると思うけどね。
というわけで、もしアクチビアなどのアシクロビル系の使用感に不満があるかたは、ぜひ一度アラセナなどのビダラビン系薬剤もお試しあれ。