いわゆる瓶のカルピスに慣れ親しんだ人ほど憧れを感じる、濃厚なカルピス。
というわけで、今回はカルピスブランド100周年を記念して、満を持して発売された「匠のカルピス」を飲んでみたよ。
っていうか10月の発売からちょいちょいさりげなく探していたんだけど、なかなか近所に置いてなくてさ。
スーパーに出回るのが遅かった?くそぅ、田舎者はつらいぜww
ってことでようやくゲットしたので、カルピス大好きだった幼少期に戻ったつもりの純真かつ素直な心で、今回はレビューしてみようかなっと。
まずは外観から楽しんでみる
「匠の~」っていうネーミングだけを知っていて実物を見てなかったもんで、最初店頭で通り過ぎちゃったんだよねw
あえてそこまで匠感は全面に推し出していない、カルピスの爽やかさを感じるパッケージ。ちなみにカルピスの誕生日の七夕にちなんで、天の川をイメージしているそうな。
この商品は「特別発酵」ってことなんだけど、それはもちろん企業秘密。
ベースの製法は既存の乳酸菌と酵母による2回発酵なんだけど、原料や発酵条件を変えてあるらしい。
ってことで栄養成分表示と原材料を見ておこう。
ぱっと見はいつものカルピスウォーター?って感じがするんだけど、実は100mlあたり約5倍の乳成分を含んでいて、そのおかげで種類別を見てみると「乳製品乳酸菌飲料」になっているね。
内容量は370ml。この多すぎず少なすぎず、一気に飲み切れてしまってまた買いたいと思わせる絶妙な設定がにくいw
それでは、いざ開封の儀
キャップをひねって、まずボトルの口から香りを楽しんでみる。。
うん、カルピスと言えばこの爽やかな香りだよねぇ。もう完全に美味しさが脳内に刷り込まれていて、まさにパブロフの犬。
ぶっちゃけ匂いだけでは普通のカルピスウォーターとの違いはそれほど鮮明ではなくて、あえて言えばわずかに酸味が増していそうな(?)印象の匂い。
ってことで、早速飲んでみよう。。
こっ、これは、、、あの日夢見た「濃いめのカルピス」だよ!!まるで原液をそのまま飲んでいるかのような、濃厚なコクとハッキリと主張してくる甘さ。
せっかくなんで、コップにも注いで見てみよう。
当然ノドにからみつくような不快感はないけれど(原液を試し飲みしたことがある人なら分かるはずw)。あくまでもカルピスウォーターがベースで、サッパリ感は決して忘れていないという感じ。
昨今の「濃いめブーム」を意識して明らかに攻めつつも、甘くなりすぎず酸味も程よく、その絶妙なバランス感がすごいね。
まさにアサヒ&カルピスの商品開発の技術と、ブランド100周年の集大成を感じる。
子どもが飲めば当然美味しい、大人が飲んでもまた違った意味で懐かしい、定番商品の一つになってほしいと思える万人受けするカルピスだと思うよ。