最近メンテナンスに歯医者さんに通っているわけだけど、近頃どこに行っても口酸っぱく言われるのがいわゆる「予防歯科」の観点。
むし歯なんて削って銀歯つけときゃいい、っていう昔の意識からはだいぶ変わってきたよねぇ。
そういったニーズの元、歯ブラシや歯磨き粉などの口腔ケアグッズも、より高い効果を狙った製品が続々と発売されていて。
そこで今回は、1985年の発売から薬用歯磨き粉として人気の第一三共ヘルスケアの「クリーンデンタル」、その名も「トータルケア」を試してみたのでレビューしてみるよ。
いかにも効きそうなパッケージデザイン
私はどちらかというと、虫歯よりは歯ぐきの悩みの方が多いのでトータルケアをチョイスしてみたんだけど。
角度によってキラキラっとするストライプが外箱にデザインされていて、価格的にもちょっと高級ライン。
歯槽膿漏予防ってことで「はれ・ねばつき・歯ぐきが下がる」などの歯肉炎や歯周病の症状に特化している様子。しかしそれよりも「くせになる使用感」ってのがまた魅かれるんだよねぇ。
ちなみにこのパッケージ。GSKさんが発売している某カムテクトに似ているんだけど、むしろこちらが本家で。
ただドラッグストアでは、推しがクリーンデンタル派やカムテクト派に分かれていて、取り扱いがに偏りがあったりするね。
さて薬効成分など。
フッ素は1400ppmも配合。そして塩化ナトリウムつまり薬用塩が入っていて、さらに炭酸水素ナトリウムいわゆる重曹も含まれているので、塩味がベースのようだね。
外箱の別サイド。
10種類の薬用成分の中でここで主に挙げられている成分は、殺菌目的のイソプロピルメチルフェノール・塩化セチルピリジニウム・ラウロイルサルコシン、そして抗炎症としてグリチルレチンとアミノカプロン。
結局クリーンデンタルの大きな特徴の一つはこの薬効成分の多さ。そして配合のバランスが第一三共ヘルスケアさんの研究と試行錯誤の結果なんだよね。
薬に関しては、効きそうなもの全部入れときゃいい!ってわけでもないからねぇ。
まさに個性的かつ爽快感あふれる香味
ではでは早速開封してみよう。
ほぼ外箱と同一デザイン。ちなみにこちらは50gパッケージ。
んでキャップを外してみると、、
あ、意外にも明るいピンクw 普通の歯磨きペーストよりは質感がやや柔らかめ。ちなみに画像だと分かり難いけど、ペースト内にわりとツブツブ感があるね。
ってことでいざ歯ブラシにつけて試してみると。。
おおぅ、これは独特なお味ww っていうかあえて例えるなら「仁丹」だw その昔、親に貰って食べたことがあるあのフレーバー。
ただこちらはハーブっぽくて決して嫌じゃない。ハッカ油のせいなのか分からないけど、むしろ爽やかさの方がはるか上。
んでさらに結構強めに塩味を感じる。塩味そのものは先述のカムテクトに比べれば少なめな気がするけれど、使っているそばからハグキが引き締まっていく感がすごいね。
これは塩や香味のおかげなのか? ちなみに研磨力自体はそれほど強く感じないけど、意外としっかり磨けている。
っていうか歯磨きが終わって口をゆすぎ終わった後、その際の爽快感とサッパリ感が本当にすごい。マジで口臭なんてはるか遠くに飛んで行くレベル。
もちろん気分の問題だけじゃなく、様々な薬効成分の相乗効果あってことなんだと思うけどね。
いやぁこれは好きな人ほど本当にクセになる使用感。
薬効成分としては十二分だし、これを使ってあとはしっかりブラッシング習慣を身に付ければ、もう歯科医院で文句は言われないんじゃないかなw
というわけで、もし虫歯や歯茎の出血、そして口臭などに悩んでいる方はクリーンデンタルシリーズをぜひ一度お試しあれ。