"漆黒の刃が奏でる刻(トキ)の音を超越せんとする者"――The End of One Second.
、、的な二つ名があってもいいと思う、あの現象。いわゆるクロノスタシスの件。
たぶんアナログ時計を見た時、誰もが一度は経験していると思うんだ。デジタルでも時々遭遇する。
一瞬、時が止まってザ・ワールドのスタンド攻撃を受けたのかと勘違いするけれど、そもそも止まったと認識できている時点で違う気がするし、むしろ自らも止まった時の世界へ入門したのかと思わせる。
でもあれって、秒針がどういう動きをしているかによってかなり左右される。
いわゆるスウィープ運針なのかステップ運針なのかというところ。
感覚的にはカチカチと針が進む方が、よりThe End of One Secondを感じやすい。
まぁ実際は、小数点第一位までの時間感覚を体感できるとすれば、0.0秒から0.9秒までの間のどこで時計を見るかによるってことだよねきっと。
つまり0.5秒経過時点で時計を見れば1秒がとても短く感じるし、逆にジャスト0.0秒で時計を見ることが出来れば、最大限長く1秒を過ごすことが出来る。
ヒトは歳を取ればとるほど、時間が短く感じると言われている。
10歳の人生の大きな1年なのか、50年の人生のたった1年なのか、そういったことと同じ。
つまり、年が明けてもう既に3月になってしまったけれど、あえて今日が年始と考えることによって、まだまだ1年が長く感じるふしぎ。
でもこうやってこんなくだらない記事を書いているうちに、もう日付が変わってしまった。時は有限なり。