昨今はどこもかしこもキャッシュレス決済流行り。まぁ還元ポイント狙いの方々が多いからってのもあるだろうけど、キャンペーン終了時期が来たらどうなることやら。
ってことでついに、というかようやく2019年11月にVISAデビットカードの一部がGoogleペイに対応したわけよ。
VISAといえば最近はタッチ方式を推し出していて、Android5以上の端末ならQUICPayやiD等のおサイフケータイ(FeliCa)でなくても、NFC機能(Type-A/B)が搭載されていれば利用できるのは嬉しいところ。
んでんで早速私もスマホに設定しようとしたんだけど、その際ジャパンネット銀行のVISAデビを追加しようとしたら、微妙に面倒な設定が必要だったのでメモ。
いつも通り支払方法の追加をしてみると
普通のクレカ等々のやり方と同様に、アプリを立ち上げてお支払方法の追加をタップして、カード撮影orクレカ番号入力、有効期限やセキュリティコードの入力、JNBからの確認コードで認証などしてみると、、
ん?「Google Payをデバイス管理者として設定」?なんじゃこりゃ??
さらに「5分以内に設定されない場合、セキュリティ保護のためGoogle Payから全てのカードが削除されます」なーんていうちょっと恐ろしいことが書いてあるww
とはいえ逆に安易に「デバイス管理者として設定」をタップするのもしゃくなのでw
ちょっと放置してみた。すると、、
あ、さっきまでメインカードのところに表示されていたタッチ決済のVISAデビが消えたww
支払方法の一覧を見てみるとこんな感じ。
なるほど。すべてのカードが削除されるって言っても、以前に追加していたものは無事。要は今回登録しようとしたVISAデビットのことだったのね。
しかもそれに関してもカード情報自体は生きていて、タッチ決済の機能だけは無効にされていると言った感じ。
ってことで、ここの「非接触型決済用に設定」をタップしてみる。
画面ロックが必要です?
カード会社へアプリが通信してカードの確認が行われるので、ちょいと待ってると、、
どうやら画面ロックを設定しないといけない様子。つまり普通にスワイプだけじゃなくて、パターンとか番号とか入力しないと画面ロックを解除できないようにしろよと。
んでさらに、
グーグルペイ様を機器管理者として有効にしろよと。これがさっきアプリ内で表示されていたやつだね。
パスワードのルール設定や画面ロックの操作をGoogle開発者サービスに許可するそうな。
ここでキャンセルしてしまうとまたループなので、おとなしく有効に。
んであとは再びジャパンネット銀行から届くメール内の認証コードで認証すると、
はい、無事タッチ決済として追加できましたとさ。
支払方法の一覧を見てみても、
今度は「非接触型なんちゃら~」のメッセージは表示されていないし、きちんとカード券面のデザインも画像として表示されているね。
画面ロックを切りたい時あるじゃん?
てか日常的にスマホの画面ロックを実際PINやパスワードなりで保護している人ってどのくらいいるんだろうね?
設定しちゃうと使うときわざわざ解除がめんどくさいから、基本単にスワイプだけ派なんだけど。
しかしまぁ最近のQRコード決済、ペイペイなんかでもきちんとロックしてないと送金できないとか面倒な仕様は主流になっていて。(もちろんセキュリティ面を重視しているからしょうがないわけだが)
でも一時的に元に戻したいんだぜ!ってときのやり方。まず普通に端末の設定画面に行ってみると、
こんな感じで、スワイプと設定しないがグレーアウトしていて選べない。
ってことでセキュリティ設定画面に戻って、
「認証ストレージのデータ削除」をすればおk。
ただしこの後、パスワードを使用した決済系アプリではログインし直す操作が必要だったりするので、
実際の買い物のレジ前でアプリ起動したらログイン切れてたー!ってあせらないように事前に確認しておこう。
ちなみに話
さっき管理者として設定したGoogle Pay様は一体どこで確認できるかというと、同じくセキュリティ設定の「機器管理機能」内。
ここでチェックをオフにして無効にすることもできるんだけど、するとGoogle開発者サービスから通知が来て、オンに戻せ―って促される。
オフにしたところで画面ロックのスワイプ等はグレーアウトして選べないままだし、Google Payからまたタッチ決済が削除されちゃってめんどくさいことしかないので、ここはいじらないでおこうw
SmartLockを使えばいい?
画面ロックをいちいち解除すんのめんどくせぇよ!ってかた向けに、アンドロイド端末ではスマートロック機能ってのがあるので一応紹介。設定場所は同じくセキュリティ内。
ここで持ち運びしている間はスワイプだけでおkにしたり、位置情報をONにしていれば自宅や職場などを登録しておくことで、その場所にいる時はロック解除できたり。
さらに自分のBluetoothイヤホンとか時計とかが近くにある時、あるいは声や顔認証なんかも使えたりする。
って一見便利なんだけど、当然完全ではなくってさ。センサーの動作によっては自動解除されなかったりするし、
さらに数時間使用しないでいると、いくらここで多々設定していも問答無用で画面ロックが有効になる。まぁこの辺は安全と便利さのせめぎあいだけどねぇ。
スマホが今や、単なる電話機やコミュニケーションツールどころか、お金や個人情報の塊になりつつあるからね。
セキュリティに配慮しつつも、自分なりのちょうどいい設定を各自見つけてみてくだされ。