ふと思い浮かんだ話。
いま病院って、どこもかしこもある意味でジジババの巣窟になってるわけよ。
もちろんそれ自体が悪いこととは決して思わない。
そりゃ歳を重ねてくれば、体の色んな部分にガタが来て、メンテナンスの必要性が出てくるってもんよ。
でもさぁ、逆に働き盛りの年齢層だったり、若者があんまり病院に行かないのって、ぶっちゃけお金ないからじゃね?
(※病院行く暇がない、って面もあるだろうが、極論お金があれば暇だって作れる)
この際、医療費なんて無料にした方がいい説
ただでさえこの国はいわゆる国民皆保険制度によって、誰もが3割負担で公平に医療を受けられる。
でもさ、3割だってお金が無いときって痛いわけよ。だったら別のことに使おうってなっちゃうのが人間。
これが高齢者のように1割ないし2割負担、あるいは全員そもそも無料だったら、もっと誰もが病院に気軽に行ってみようって思わね?
というかお金が無いから病院に行かない、あるいは暇が無いから病院に行かない(=仕事が忙しいから=そうしないと食いぶち無くなるから)状況って、少なくとも名目上は先進国としてそれどうなのよ?って話。
これを例えば、医療費を無料(全額国負担)にするとどんな変化が起きるか。
→みんなが病院に行きやすくなる→病気の早期発見&国民の健康増進
→健康だと仕事も頑張れる→頑張る人が増えて会社や社会に貢献して景気回復
→健康だとプライベートも充実する→人との関わりが増えて結婚ひいては出産の確率が上がる
→医療業界が儲かる→医学界がより進歩する
→医者嫌いも減る→子どもが増えれば将来お医者さんになりたい人も増える
って感じ。
うん、我ながら素晴らしい波及効果!これならみんなが幸せ!w
ぶっちゃけこういった「無償制度」にフリーライドするだけの人がいたっていいのよ。その他大多数の人達は勝手に頑張る。長期的に見ればそうやって無償にした以上に大きなリターンが返ってくるはず。
もし仮にフリーライダー達が多数なら、それは遅かれ早かれこの国が亡びるだけの話だしね。
ただし検討事項はたくさんあるけどね
まぁただでさえ、医者不足が叫ばれている昨今。
医療費を無料にすること自体は決して不可能ではないと思うけど、その直後の患者の増加に果たして、現在の医療現場が耐えられるのかって問題。
人々の経済的・精神的あるいは身体的余裕ができることによって、医者の成り手が増えるまでには結構なタイムラグがあるわけだ。ここをどのように打開していくか。
あと医者になるにはそれなりの頭脳と機会と学費が必要になるわけだが、ここは医学科の無償化、ひいては大学の無償化も方針としてミックスする必要があるかもしれないね。
ただしそうなってくると今度は、そもそも財源は?って問題。
まさかの増税?
いやいや、そんなもん誰も喜ばんよね?ってか可処分所得が減ってもっと人々に元気がなくなる。
私的にはぶっちゃけ金を刷れ!(国債)って話なんだけど、それをするとハイパーインフレが―とか財政赤字がーっていう層が必ず湧くので、議論の分かれるところだし、世論的には難しい話だわね。
※私はざっくりといわゆるリフレを支持しているので、大体のこの国の勘案事項ついて、極論もっと「円」を擦ればいいやんけって思ってる。
うん、医療費無料への道はまだまだ遠いぜw
でもでも心身の健康はかけがえのない何よりの宝だ。みんな、もっと病院に気軽に行こうね!