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Self Review
2018年第10月期コンペ分。
詩、というよりは箇条書きに近いほんの一言の手紙形式だ。
文字数制限としては40文字。短い、途方もなく短い。そしてそれは短歌でもなく、俳句でもない。
その文字の中にいかに詰め込めるか、または無駄なものを排除しつつ、どのように情景を想像させるか。
もっともファーストインプレッションが左右されるものになるだろう。
テーマとしては、自分の人生における師匠や先生などに宛てたメッセージ。とはいえ決して感謝の思いに限ったものではない。
ただ私の中では、書くとすれば間違いなくあの人だろう、という思いはずっとあった。
そしてそれは時にエッセイなどという形で文章にしたこともある。
この中に出てくる「惰性」という単語は私の人生において、ひとつの重要なキーワードとなっているものだ。
その気持ちを、短い文の中に必要十分形として表現することができたように思う。
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人生には惰性も必要なんだよ。その言葉があったからこそ、私はあの時卒業できました。
人生には惰性も必要なんだよ。毎日に心が疲れたとき、ふと先生のその言葉が甦ります。