四方山話シリーズ。
人は誰でも自分なりの「こだわり」いわゆる「マイルール」を持っていると思う。
それが個性やアイデンティティーにもなる反面、時には「生きづらさ」の原因になっているかもしれないよ?って話。
こだわりは無い方が楽になる
例えば人は、親から独立して自活するようになったとき、親から引き継いだ癖をベースに、あるいは逆に反面教師として「マイルール」を確立していくと思う。
端的に挙げれば、家事のやり方や順番など。洗濯物はこう干す!こう畳む!それが終わってからメイク!など、人によって様々なこだわりがあるわけだ。
ところが逆にそういったこだわりが、結果的に自分がなすべき「タスク」を積み上げていくことになり、いつしかパンクしてしまうことになりかねない。
たまには自分に課したそのこだわりを捨ててみる日を作ってみたら、いまあなたが感じている「時間のなさ」はもう少し改善するかもしれない。
こだわりがあると共同生活に苦労する
とはいえ、長年培ってきたこだわりは、むしろその人の生き方そのものであり、それを捨てるというのは「自分」というものを捨てることと同義だとは思う。
しかしそれは所詮「マイルール」であって、この世の中における「ルール」とは一線を画すものかもしれない。
そして同時に、アナタ以外の多くの人々もその人なりの「マイルール」を持っている。
こだわりが「多いor強い」というのは「譲れない」ということだ。つまり人のこだわりを理解できず、時に自分のこだわりを押し付ける結果にすらなりかねない。
誰にも理解されなくて良い!と強く言える人はそのままでいいと思うが、少なくとも少しでも他人と価値観を共有するのが難しいな、と悩んでいる人は、ふと落ち着いて「時には譲る」という精神を心がけてみた方がいいかもしれない。