四方山話シリーズ。
最近は、確定診断が出るレベルの「コミュニケーション障害」じゃなくて、ちょっと人見知り程度のことまでも「コミュ障」と表現したりするよね。
さて、そんなこんなで以前twitter上でちょっと話題になった話。
一概にコミュ障といっても、実は全て同じとは限らないよという意見
大まかには3種類。1.マジでコミュ障。2.人との相性よる。3..省エネ派。
コミュ障にも三種類いるんだよ。
— 神崎くん。 (@Love_PersonNo1) 2018年12月5日
①本当に人とコミュニケーションが取れない人。
②趣味の合わない人とは話せないけど、気の合う人となら会話が止まらない人。
③色々な人と会話でき、人当たりがよさそうな人間を演じる事が出来るが、物凄いエネルギーを消費するのでしない人。
うーん、私は基本3かなぁ。正直2に関しては、誰もが当たり前に持っている要素だと思うけどね。
ベクトル的に、コミュ障はアッパーorダウナーに分かれているという意見
この2方向。陽性:KYかつウェイ系。陰性:いわゆる受け身なコミュ障。
コミュ障ってダウナー系だけじゃなくてアッパー系もあるのね pic.twitter.com/aITZtbDoBZ
— 大仏 (@dive2dx) 2018年11月25日
いるよね、この自分本位なアッパー系ww 嫌いだわw っていうか確かに言われてみればそういう人も「コミュ障」と定義してもいいかもしれない。
「コミュ障」って言いたがる人もいるから注意
なんか昔で言うオタク(=ギーク的な意味)が、いまは多少市民権を得て恥ずかしくないことになったというか、むしろちょっと「ヲタク」ですって言っておいた方がキャラ付けが個性的かつギャップがあってカッコいいくらいのレベルまでなったわけよ。
とはいえ昔ながらのマジの「オタク」を見る目は未だにそれほど変わらず、好奇の目にさらされ続けているというかさ、全然救われてないっていうかさ。
それと同様の文脈で「コミュ障」っていう単語も、誰もが持つ単なる「人見知り&恥ずかしがり&受け身」な要素を誇張したいがために(そういったエクスキューズがある方が、自分が対人的に楽に過ごせるから)、好んで使っている層もいることは否定しきれないわけよ。
すると、本来のマジで苦しんでいる「コミュニケーション障害」が大したことが無いように思われちゃって、むしろ多数の「エセ」コミュ障の中に埋もれちゃうっていうかさ。
まぁ自分をわりと自ら卑下したがる国民性もあるんかもだけど、一体どこまでが「個性」でどこからが「障害」なのか、ってけっこう難しい問題よね。