よつまお

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ショーンK氏の経歴詐称疑惑でもっと注目しなければならない部分は他にあるよね

正直、学歴だの職歴だの経歴だのなんて一般ピーポーでも大なり小なり誇張はあるわけよ。もちろんショーンK氏の場合は、嘘八百じゃねーかwってことで問題になっているのでまた別次元なんだが。

 

というか天下の政治家大先生ですら、そういった類のことは"昔からよくある話"なので、否むしろテレビに出る奴なんてみんなそんなもん、ていう認識があるのでもはや驚くようなことじゃないし、一部冷やかしたい人たちが騒いでるに過ぎない感。

藤原竜也氏もなぜかこのタイミングでサッカーの経歴うそだったわwめんごwって暴露してかるーく流されてるけど、あれだってなーんにもネタがない状態のワイドショーだったらもっと大きく扱ってんじゃないの?

 

そんなことよりももっと重要なのは、なんなのこの"ハーフ"とか"クオーター"とか、"アメリカ出身"みたいな海外の出自をありがたがる感じ。そして結果自分たちが思い描いた人物ではなくてだまされてる感じ。んで、いつものように後からだまされたーってムダに騒いでる感じ。

いわゆるハーフタレントが最たる例だと思うけど、タレントやモデルみたいなジャンルならまだしも、言論人やコメンテーターで、外国人だからなんなの?と。

 

例えばわざわざ日本語なんていうマイナー言語を習得し、東洋の異国の日本にきて言論活動、あるいは芸能活動をするような人々は多くいるけれど、彼らの努力には当然頭がさがる思いだよ。しかし、だ。

今回、学歴や経歴への権威主義が改めて浮き彫りになるというよりは、外国籍あるいは外見が違う、という表面的なことだけによって、彼らに対する事前検閲ハードルがさがりまくった結果、起こるべくして起きたイメージ。

 

政治論壇においてはよくある話で、古谷経衡氏がtwitter上で以前言及していたと思うけれど、親日の某米国言論人は、彼の国においては、反米になるんじゃね?ってこと。いい得て妙とはまさにこのこと。カタカナ語のウヨクの方々はもっとそういう部分を真剣に考察せんでいいのかいと。日本マンセーなら尚更、正していかんといけない流れなんじゃないかと。

 

まー外見的な部分においては、日本人でありながら西洋的ってことだと、阿部寛氏、北村一輝氏、平井堅氏など一定の需要があるし、顔が濃ゆい、っていう部分が彼らの魅力のひとつではある。だから逆に、欧米的な外見の人が日本で日本語を操っていると、なんだか説得力が増す気がするのはわかる気がする。

 

もちろんそういった顔への憧れ、または自らのコンプレックス等の打破のひとつとして、そういう外見へ自らを近づけるのは別に否定しない。ショーンK氏も整形の疑義はあるものの、そんなこと個人の自由でつっこむべきでないし、どうでもいい。というか某AKBの方が疑義だらけでしょ。

 

純日本人だった?ハーフだったら何か評価が違うんかい。

本名が違った?そんなもん芸名に限らず、仕事上の通り名がある人だっているじゃん。

大卒が高卒だった?昔からよくある話。普段は言論の中身で判断しろとかいうくせに。

MBAとってない?MBAもってても怪しい奴は世間にごまんといる。高尚なものとして捉えすぎだから騙される。

コンサルがペーパーカンパニー?そもそもコンサルなんてどこもかしこも似たようなもん。正直業務実態が無いところだってある。

 

無関係な人物写真を共同代表に使用?、、そうだよ、これこれ。むしろここを突けよ!この一点だよ。ネット上でおおごとにすべきは。あれだけ五輪のロゴとかで散々騒ぎまくったわけだよ。この部分を一番問題視してやれよ!肖像権の侵害だー(棒

でも、だ。みんな面白おかしければ単にそれでいいんだよね。だから一番食いついてんのは、整形とか日本人だったとか、昔から嘘つきだったとか、どうでもいいよそんな話。

 

表面的な情報だけで人を信じ込むから余計なダメージを負う。だから後で騒がないと気がすまなくなる。みんな最初っから何も信じなければいいのに。

メディアなんてぜーんぶ嘘だらけだ。当然ネットもみーんな嘘だらけだ。そして現実世界だって、いつだって誰も彼もが騙し騙されの世の中じゃないの。

 

いや、みんなそれでも何かを信じたくて、ショーンK氏みたいなものにすがるんだよね。そして偽者を見つけると、自らが偽者では無い証として容赦なく叩く。

でも所詮この世は幻。あーあ、"空"の考えにまで自らを昇華できれば、なにも気にならないだろうになぁ。