久しく、〇〇級とか付かない資格。
認知症介助士――その名の通り認知症とはどんなものなのか、またそういう方々にどうやって接するべきなのか、そういった知識を測るもの。若干おもいやり分野的な方向性がかぶるのは、先日のホスピタリティ検定かな。
〇〇士っていっても勿論士業や名称独占ではなく、完全な民間資格。あくまでも介護ではなく、介助だからね。
この資格は一応講習会と合わせてペーパー試験もやっているみたいなんだけど、私は当然のようにCBTの方を選択。
しかしJJSテストセンターってところでは初めての受験になるね。クレジット払いなら受験希望日前日17時まで予約可能なのはスケジュール立てやすいね。
いやー、今まではプロメトリック、ピアソンの二強と、CBTソリューションズはよく利用していたけどJJSは知らんかったわ。しかも調べてみるとまだいくつかCBTベースの取りまとめ実施機関はあるそうで。世の中まだまだ広いわ。
さてこの認知症介助士は例題とかは特に公式HP上に公開されていないので、若干の対策が必要になってくるかな。問題数も少ないテストなんだけど、てことは一問当たりの配点が高いってことで捨て問が作れないのは怖いところ。
CBTにしては比較的安い受験料だけど、やっぱり当然一発合格したいからね。
てことで私は公式の問題集をゲット。テキストも本来は購入した方がいいんだろうけど、やっぱり資格マニアたるもの、問題をこなすだけでさくっと受験したい気持ちがあるのよね。
ってことで、ざっと2周程度問題集を通したら早速受験予約へ。。
んでんで当日。
第一問目から初見問題キターww
いやいや、確かに傾向としては似てるけどね、問題文の言い回しが少し違ったので焦ったわ。まぁ問題集をこなしたり、分からない部分はきちっと調べるなどしていた人にとってはきっと普通に解ける程度の変形かな。
その後は数問詰まるような初見に近い問題がありつつも、それ以外は概ね問題集に沿った類似問題。10分程度で30問終了。
この試験はすべて3択の選択問題なわけだけど、正しいものを選ぶ、または誤ったものを選ぶ、っていう部分を勘違いしやすいので、一応見直ししておいた方が無難かな。
さらっと見直してケアレスをないことを確認したら、初見の数問を全問不正解でも合格ラインはまず超えてそうなので、毎回恒例自爆ボタン押下。。
結果、合格の表示!!ってあれ?スコアは出ないの?w
うーん、てっきり点数が出るのかと思って全問正解の100点満点を狙ってたのにちょっと残念。
まぁ点数や分野正答を表示させないCBTって、証券外務員とかが有名だよね。
この類の試験っていうのは結局一定の基準に達していることを重視していて、合格をしたら点数なんて関係なく優劣はない、っていう考え方なんじゃないかな。
てわけでちょっと最後はレポートの印刷に戸惑いながら、スピード受験で試験会場を退出。
プリントした用紙を見る限り、後日きちんとした認定状が事務局から送られてくるそうな。
あとは公式HPを見る限り、合格者のうち希望者には有料で認知症介助士のロゴバッジが発行できるそうで。
うーん、コレクター的にちょっと魅力は感じないことはないけど、今回は見送りかな。
まぁこの試験一つだけでバッジまで誇ってつけれるような、何か特殊な技術が身につくわけではないし、介護業界へ直結するようなスキルではないんじゃないかなと思うからね。
とはいえむしろ試験の立ち位置的には、これからの超高齢社会のこの国で過ごすならば、というか世界の先進国において高齢化は必然なのだから、当たり前のリテラシとして誰もが必須と言っていい知識群だと思うよ。
◎まとめ
【勉強期間】前提知識次第で1週間程度か。
【教材】公式本など。もしくは関連書籍。
【受験料】3240円
【合格基準】30問を7割以上