よつまお

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【画像・動画あり】口腔外科で過剰歯と親不知の抜歯をしてみた【ほぼ無痛で4本・体験記】

結論からはっきりと断言してしまおう!

私史上超絶最高大絶賛マジでおすすめの感謝カンゲキ雨嵐・至高のクリニック&ドクターである(ステマ)

 

記事最後段に実際に抜いた歯の画像と動画を掲載してあるよ!興味ある方はどぞー。

以下は、去る2016年11月某日から起こった、真のドキュメンタリーである。

 

www.saitama-dc.com

院長 Dr. 吉野 正裕

須藤元気にも似た声質の、物腰柔らかな爽やか系の紳士である。

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画像引用:ttp://www.saitama-dc.com/sp/img/clinic_info/dr_staff/dr4.jpg

 

抜歯に至るきっかけと過去のトラウマ

さて私はそもそも大昔、歯茎に半分以上もぐって真横に寝て生えていた下の親知らずを1本抜いたことがあるんだけども。。

その時は某大学病院の口腔外科。麻酔をし、歯茎を切開し、骨を削り、歯を分割しながら抜いていくと、、、

 

っ痛ってええええぇぇぇ!!!!!

 

もうこの一言でしか言い表せないだろう。歯に対し、麻酔がほとんどと言っていいほど効かなかったのである。声にもならない声で、その苦痛は決して届かず。そしてやがて痛みで薄れゆく意識。。

 

せいぜい20~30分程度の拷問手術だったわけだけど、私の主観にとってそれはそれは永遠とも思えるほど長い時間の拷問手術だったわけだ。

 

翌日以降、まるで別人のように腫れ、激しい痛みを伴う頬と顎。

以後、私は当然のように歯医者を毛嫌いするようになる。

 

しかし、そのとき既に、虫歯に侵された親知らずをあと3本残していた。そして、そのうち1本は同様に真横に寝た状態で歯茎に多くが隠れた難抜歯である。

当時、拷問手術を経験したての私にとって、その苦痛を想像することは火を見るより明らかなことであった。

 

だが、抱えられた爆弾は確実に、爆発する時を静かにうかがっていた。

――確実に進行する不快感と痛み。それを日々の忙しさで打ち消しながら。

そして、数年後――

 

突然の大爆発!

上下の親不知が残っている側の頬や顎が果てしなく痛い!

よし、ロキソニン大量投与!うん、笑えるほど一切効かねぇwww

 

その日は眠ることもままならず、やがて口腔内の上下左右全体にまわっていく痛みに、私はいよいよ抜歯を決意するのであった。

 

いざ期待と緊張と恐怖の口腔外科へ

必死のネット検索でたどり着いた下記ブログを見て、冒頭のクリニックに赴く。

さいたま市で真横に生えた親知らずを抜いてきた!気になる抜歯の痛みを完全レポート : 浦和裏日記(さいたま市の地域ブログ)

 

ドクター吉野「うわ、虫歯ひどいねww」

 

私「ふぁい」(口の中を見られながら)

 

ドクター吉野「ちょこっと余計に生えている歯含めて、4本全部抜いちゃおう。まず次回は過剰歯と親不知2本だね!そしてその次の週にラスト1本!」

 

私「ファッ!?」

 

患者は無力である。しかし私には過去のトラウマと共に痛みが甦る。

私がこのクリニックを選択した主な理由は、半埋没歯であっても歯茎を切らないフラップレス抜歯が可能な場合があるということ、抜歯に対する不安感が強い人向けに静脈鎮静法の対応が可能であるということである。

 

ドクター吉野「一つは真横向いてる親知らずだね。ちょこっと顔出してるけど、まぁここは歯茎を切開して……」(レントゲンを見ながら)

 

患者は無力である。話を聞く限り、フラップレス抜歯の実施は絶望的である。

 

私「ちょっと過去の抜歯で嫌な思い出がありまして、静脈鎮静っていうのがあると聞いて……」(トラウマを話しながら)

 

ドクター吉野「うちは伝達麻酔っていう広範囲の麻酔を使うから、まず効かないってことはないんだけどねぇ。静脈鎮静は、歯科自体に強い恐怖心だったりとか、嘔吐反射が強い人向けかなぁ。そもそも静脈鎮静担当の麻酔医が週1出勤だから日にちが限られてるんだよねw」

 

患者は無力である。話を聞く限り、静脈鎮静法の実施は私からはゴリ押ししにくい雰囲気。

優柔不断な私の様々な質問に対し、献身的に説明にしてくださるドクター。その姿勢に、ついに私は通常の方法での抜歯にサインするのであった。。

 

まずは過剰歯1本そして親知らず2本

ちなみに過剰歯というのは、その名の通り、何らかの原因で余計に生えてきてしまった歯である。

そして大抵歯質としても弱いため、私も例に漏れず虫歯に侵されていた。

私の場合は、位置的には左上6番7番の間の歯茎からちょこんと八重歯的に出てきていた感じである。

 

さて、手術の承諾書にサインしてから、実際の抜歯は1週間後。

それまでの自主的な過ごし方は、徹底的に炎症をとることである。多くの場合、よほど歯医者の腕が下手でなければ、麻酔が効かない原因は虫歯や歯茎の炎症である。

 

日常の歯磨きに加え、リステリン トータルケア投下。抗生物質ジスロマック(事前に個人輸入)500mg/1dayを3日服用。ロキソニン60mg*3/1dayを一週間。

あのときの痛みはもう嫌だ。その一心で、手はとことん尽くしまくった。

 

そしていよいよ当日、抗不安薬ソラナックスを頓服でダメ押し。

 

虫歯の抜歯に対しあらゆる無駄な抵抗をしてきた結果かプラセボか否か、診察室の席に着いた際、気持ち心臓の鼓動は落ち着いていた。

 

ドクター吉野「予定は3本1時間。まずは一番時間かかる、とは言っても簡単だけども、下の埋まってる歯からね。一本抜歯するごとに確認していくから、途中で続けるのダメそうだったら言ってね!」

 

私「ふぁい」(もう固く目をつぶっている)

 

――麻酔――放置・効果確認――いよいよ抜歯開始――

内心パニックになりながらも覚悟を決めていると、ドリルのような音が聞こえる。

と、考えているとあっという間に1本完了。あれ!?wwwwwww

 

あまりにも私が余裕だったので、

ドクター吉野「はい抜けましたね。いま傷口掃除して縫います。じゃあ、このまま上の親不知もオッケーですか?」

 

私「ふぁい」(でもやっぱり目は開けられない)

 

――麻酔追加――放置・効果確認――上の抜歯開始――

やっぱりあっという間に2本目完了。お!?wwwwwww

 

当然私もドクターも余裕なので、

ドクター吉野「あらー崩れちゃうくらい結構虫歯でしたね。いま傷口掃除してますよ。じゃあ、もちろん過剰歯も行きますよね?」

 

私「ふぁい」(断る理由はない)

 

――3本すべての抜歯が終わった。事前に宣言された1時間など全くかかっていない。

 

そして断言しよう。間違いなく無痛である。

 

いや、むしろ麻酔の瞬間にチクッと針が痛かっただけである。これで仮に全然違う歯を抜かれていたとしても、何も気づかないくらいに、全くの無痛レベルであった。

 

診察室から出てきた私が、一応念のために付き添いで来てもらった知り合い(前回の抜歯の事情を知る)に言った第一声は、

「素晴らしい。素晴らしい名医だったよ」

実際に、ドクター吉野氏はうんざりするくらいの本数の難抜歯を手掛けてきた経験のある医師である。

 

※後日談では私があまりにも物静かに診察室から出てきたので、逆に私がまたひどい目にあったと友人的には思ったらしい。

 

一週間後に最後の親不知でコンプリート

まぁもっと言えば、ぶっちゃけ過去の某大学病院の医師がヤブ(ry……その医師とその時はたまたま相性が悪かったのだろう。きっと、たぶん。。

 

今回の抜歯の場合、過去と違うことはそれだけではなかった。

ほとんど腫れないのである。麻酔が切れてくるとやはり口の片側3か所に穴が開いているので痛みがあるのだが、歯を抜いたと言わなければほとんど外見は変わらないくらいに腫れなかったのである。

 

いやまじで前回、倍くらいに腫れた頬はなんだったのかと。しばらくウイダーインゼリーで生活したというのに。まじでヤブだったんじゃねえかな。

 

それに比べて今回。あの神業のスピードと技術で瞬く間に抜歯が終了したにも関わらず、保険適用で約6千円である。3本抜いて、抗生物質と痛み止めが出されて、薬代込みで6千円である。もう逆に申し訳なくなる金額である。

※もちろん初回の初診料や後日の消毒等は別途金額。

 

――1週間後。

 

今回は混みあっていたため、私は個室の診察室に案内される。逆に緊張するww

そして前回あまりにも余裕だったので、頓服の抗不安薬は飲んでいない。ちょいとドキドキww

 

まず抜糸。ここでむしろ抜歯の麻酔時よりも強い痛み。ジャンルは違うけど。

そして逆サイド、最後の親不知。外側に向かって生えている右上8番。

 

モチのロンで、超絶スピードで抜歯終了。感動である。

 

前回に比べて書くことがほとんどないくらいに何事も起こらず淡々と終了し、ドクターは次の診察へ向かっていった――

 

この1週間後に全部の傷口の経過を診せに行って、まぁドライソケットにもならず特に問題もなかったので、このクリニックでの治療は無事終了である。

 

この間、両サイドの歯茎に穴が開いている状態だったので、食べ物を咀嚼する際にコツが必要であった。腫れも痛みも特に少なく、寝込んだりもせず元気だっただけに余計に食欲があって大変だったがw

 

しかしもうこのクリニックに通う必要が無いと思うと、なんだかちょっと寂しい気持ちになるくらいである。

 

だが、これは治療のほんの始まり。この後も再び最寄りの歯科医にて、残った歯に巣食う虫歯の治療が続いていくのである。というか続けなきゃいけないのである。

 

私の歯の残り28本すべての健康が手に入るには、まだまだ先が長いらしい。。

 

抜歯した実物を振り返ろう

さて、今回は抜歯した歯の計4本をすべて持ち帰ってきた。過去の大学病院での親不知の抜歯時は砕け散ってしまってほとんど原型がなく、持ち帰り自体をすすめられもしなかったのだが。

 

今回は歯科助手のかたから「歯どうします?」と聞かれたので、あまりにもひどい虫歯を現物を記念に持ち帰ってきたw

 

ちなみに歯は人体なので、間違っても貰ってきたものをポイ捨てとかしちゃダメです。

さらに、大抵血や歯茎の残骸が付いていたり、虫歯だったりすると思うので、持ち帰った後は必ずよく洗いましょう。

その際にキッチンハイターに30分くらいつけておくと、異臭が発生せずにキレイに保存できますw

 

さて、実物がこちら。まずクリニック2回目の抜歯時の右上8番から。

一応グロ注意!!w

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…うん、もうおそろしいほどの、虫歯ww

まるで炭でも塗ったかのような黒さwww しかし意外に親知らずの形って丸いのね。

さてこれは序の口。

 

次は、左上6番7番の間の過剰歯、左上8番、そして左下8番。

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右上8番を上回る、左上8番のすがすがしいほどの真っ黒さwww

歯自体がだいぶ弱っていたためか、抜歯によってエナメル質が砕けて象牙質が見えるほどに欠損。

左下8番は半埋伏歯だったため、3分割で抜歯。こっちは意外に虫歯になってなかったね。

さてちょこんとした細長いものが私の過剰歯。根っこ付近のクイッって曲がってる部分が筋斗雲のしっぽみたいでちょっと可愛いwww でも虫歯になってますなぁ。

 

ではではお待ちかね(?)、いよいよ動画の公開~~


【虫歯の恐怖】抜歯した過剰歯と親知らずの実物を見てみよう【グロ注意】

結論:歯は大切に

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