もうね、全方位から「なんでこれでおk出したの?」っていう疑問が尽きない「プレミアム付き商品券」。まぁ確かに以前も景気刺激目的でプレミアム商品券あったけどさぁ。
っていうか、消費税なんて最初から上げなければいいんじゃないですかね。
そもそも申請できるのが住民税非課税者と、学齢3歳未満の小さな乳幼児のいる子育て世帯、っていう微妙なハードルと共に、
キャッシュレスを推進している社会に逆行するかのようなペーパー手続き&リアル商品券っていうw
そんなプレミアム付商品券の「購入引換券申請書」ってやつが、全国の対象者に届いているってことで、今回は友人の子育て家庭から実物をゲットしてきてみたよ。
(※初めは一応貰うつもりだったらしいんだけど、めんどくせぇ!っていう思いが勝ったということで、煮るなり焼くなり好きにしてくれという話なんで、ありがたくネタにさせて頂くw)
引換券を貰うための申請書
まずは対象の各家庭に届いているであろう封筒はこんな感じ。
まぁ以前の増税時などにも臨時給付金的な流れで、申請書が届いた人もいると思うけど、それとは今回の中身はだいぶ違う。
ざっくりとした流れとしては、
まずは申請書に署名して郵送→内容を確認・審査された後に引換券が送られてくる→販売所に引換券と身分証を持って現金で商品券購入。。
もうさぁ、、なにこの流れw
商品券の購入するための引換券を貰うための申請書、、っていう言葉を見るだけでめんどくさそうな感じが天元突破w
以前みたくサクッと現金配ればええんでないの?って思うわけだが、いわゆるタンス預金防止っぽいんだよね。(それにしたってもうちょい何とかならなかったんかw)
んで、その「購入引換券申請書」はこういうやつ。
額面5000円分の商品券をなんとーーーー!4000円で購入できるんだ!やったぜ!w
しかも、それを計5回も!ってことは2万五千円分の買い物がなんとーーーー!2万円で購入できるんだ!!こりゃお得だ!w
、、、とでも言えばいいのかな?
てか逆に、こういう手間なり面倒さを苦にもせず、1回に5千円ポンと出しつつ、4回で計2万円出して2万5千円分の買い物をしたい人や家庭って、一体どのくらいの母数がいるんだろう?っていう。
そりゃ某なんちゃらペイではオニギリ1個無料でも利用設定した人たちがたくさんいるわけだが(私もw)、
このプレミアム付き商品券のハードルを考えるに、昨今のQRコード決済の還元祭りなどとは訳が違うと思うんだよねぇ。
そしてその商品券ってやつは
まぁ千歩くらい譲ったとして、引換券まで無事ゲットする人が多数だとしよう。
んで、実際にその商品券を購入しにいく際は、、
この自治体はひどいw なにこの9時~17時体制ww
当然のように購入できる場所はお役所の施設内みたいらしく、そうせざるを得ないんだろうけど、これ普及させる気あるんかと。
※ただし、これが大都市圏の自治体だともうちょい場所も時間も融通効くと思われ。
まぁこの点もさらに五百歩くらい譲って、無事に商品券をゲットした人が多数だとしよう。
けれど利用期間はたった半年っていう。巷のポイントカードにすら劣る有効期限だわw
さらに利用する上での注意事項が。
利用可能店舗は各自治体によって加盟店が違うものの、まぁ当たり前だけど地域振興的な目的もあるので、発行した自治体でしか使えない。
うーん、地元にだけお金落としてる人ばかりじゃないと思うんだが。。
そして釣銭は当然のように出ない。(つまり最低額面の500円券きざみを意識しないと、せっかくのプレミアム付きが損)
さらにさらに大きく疑問なのは、「たばこ」が使用できない商品なのはまぁ分かるわ。だけどお酒は?アルコールはええんか?と。同じ嗜好品なのになにこの扱いの差w
まぁ私は商品券には関係ないので、制度の穴探ししたところで特に意味ないけどさぁ。
とはいえ、これで消費増税10%の大台に乗る影響を打ち消せると思っているのだとしたら、片腹大激痛ですよ。
てことで、もし今後申請する人はしっかり内容を読んだ上で、自分の住む自治体のどこで買えてどこで使えるのかをきちんと調べた後に、
こりゃ得できそうだわ~って思う人だけが商品券を引き換え(購入し)に行こうね。