よつまお

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【合格体験記】情報セキュリティマネジメント試験を取得した【資格マニアの試験勉強法】

情報セキュリティマネジメント試験――略してSG。

素直に略すとSMになってしまうんで、さすがにそこはIPAさん的にも気にした様子w

 

てことで今年もやって参りました情報処理技術者試験の季節!いやー、国家資格なんてチャレンジするの何年ぶりよ?w

しかも今春はなんとIPAでは久々の新試験の初開催回ってことで、早々に申し込んで参考書もゲットしてワクテカしていたわけ。

 

まー年齢的にも経験的にも、本当は高度試験区分に挑戦して、いずれ完全制覇を目指していくのが本来の流れなんだろうけども、、

過去のセキュアドや現行のセキュスペにも負けないくらい名前の響きがカッコいいセキュマネ!なんか仕事出来る人そうw

 

資格マニアの端くれとしては新資格と聞いたら手を出さないわけにはいかないし、しかも大抵資格検定の初回ってのは設問作成者も手探りなわけで、難易度は易しいことも多いからね。

そこでひよって受験者側があえて見送っちゃいかんわけよ。一発ゲットの狙い目チャンスですよ。

 

さてさて、時は流れ試験前日。。せっかく買った参考書はまるで開いていない新品未使用状態w うはwwこれは一夜漬けの流れ!

とはいってもITSSレベル2ってことで、原則はユーザサイドの試験。

なので決して難しくはないだろうということで余裕こいていたんだけども、さすがにブランクある私が無勉はまずいかなー。。

 

てことで今までの高度試験のセキュリティ関連とか応用情報技術者の過去問をネットであさってポチポチ解いてみたり。

大半ダラダラして仮眠とるとあっという間に夜が明けるので行動開始!

 

いや極端な話、IPA試験つーのは寝坊とか睡眠不足や当日の体調不良が一番の敵なわけよ。SGは他の区分よりちょっと早い試験終了時間だけどもね、やっぱ約半日がかりの体力勝負だから。

最終的には午前なんて所詮暗記問題なので、あとは午後のあの独特のわかりづらいIPA国語ともいえる長文読解がとけりゃ合格できる、という基本戦法。

 

さて試験開始でまず午前、、うん、ほぼ過去問の類似問題。知ってるか否かで即答できるね。知識不足で曖昧なままにしてると、変えられた言い回しとか略語で思わぬ反撃受けるけど。

 

お昼休みは軽食とおトイレをきちんと済ませて、、

 

はい本番の午後、、うぜぇ、、なんだよこの文中のクソ上司とダメ後輩は?みんなクビにすりゃ即問題解決だわwと思いながら解答。

まー現実でも社内の無理難題なアホ要求や予想の斜め上のインシデントはごまんとあるので、そこら辺の担当者を対象とする試験ならいい内容の問題なのかもしれん。

 

というか個人的にはISMSをもう少し突っ込んだり、SSLとか暗号化、その他ネットワークをテーマにした計算問題含む午後だと予想してたんだが、、

せっかく万が一を考えて久々にIPアドレス計算とか2進数/16進数変換もおさらいしておいたのにまるで徒労w

 

はい、というわけで本日正午、合格発表当日、、無事に9割超で合格。何問か落としたので満点はならずだったが、一応楽々余裕で合格、って表現していいんだろうか。。

 

今回の合格率は驚異の88%みたいだね。仮にもレベル2でもIPAがこの率に着地させたってのは、ちょっとある意味で意外かもw まぁ日商系の検定とかFP資格とかだとたまに試験の神様が舞い降りて合格率が高騰するのはよくある話だが。最初はITパスポートもこんなもんだったよね。

 

実際に受験後の感想で多かったのは、無駄に冗長で広範囲の難しい問題集などで真剣に対策勉強した人たちは肩透かし喰らったみたい。さてこれで何も問題なければあとは数週間もすれば合格証が配達されてくる。

それこそシュレディンガーの猫の如く、きちんと経産省大臣の署名入りの合格証書が送付されてくるまで合格は確定じゃないパターンも微レ存。学生が3月末まで卒業は確定していないみたいなもんと同義で、それまで品行方正に過ごさんとねw


一応解答速報で合格は間違いなかったけど、マークミスだってありえるわけで当日まで不安は不安だったねw

というか一問で同じ行に2つマークするとかあるのね。これはちょっと初めてかも?

あとは解答用紙の裏面に名前を書いたか、とか、午後の分野選択をマーク及び手書きしたか、とか、問題用紙と座席番号は持ち帰らず回収されたか、とか。。ハイ、どれもIPA試験では恒例のネタですね。騙されないようにw

 

さてSGは春秋の年二回開催なので、次回がどうなるかってことだけども、明らかに難化するように調整され、その後合格率はいずれ一定に収束するだろう、というのは大方の見方w

某匿名掲示板では祭りになった記憶に新しいうま味ファブレスの如しw

 

というか初回以降は易化にまずはならんだろう、というのはどの資格にも共通で言えること。但し例外なく、簡単だーという噂を聞き付けた無知識で無謀な人たちが突撃してくるのもその合格率低下の一因だったりする。

でもまぁ過去問研究しつつ初歩的なIT知識さえ蓄えておけば合格自体は問題ないと思うけどねぇ。午後問題は関連実務経験者だと尚更楽勝だろうね。

 

天変地異でも起こらん限り合格基準点6割は変わらないわけで、仮にもプロが問題を設定してるだろうし、今回の結果をそのまま受け止めれば、IPAさんが想定して求める合格者像はあくまでもユーザ側で高度な知識は求めてないってこと。

取得して無駄にドヤ顔は当然できんけど、あわよくば社内のセキュリティ担当窓口のほんの入口程度にさえなれりゃいいわけで、それ以上はぶっちゃけエスカレーション先の判断でいいってことよw

 

あとIPAでは特に必要なのはやっぱり試験時間の長さとか長文読解とかそこら辺の試験慣れだよね。

受験者統計では平均年齢がどえらく高く、社会人合格が段違いだったので、今回は高度持ちや経験者が暇をもて余して一定数受験したのかな。彼らや私のような資格マニアが合格をかっさらって率を乱し、真の合格者像をぼやけさせている部分も否定は出来ないかw

 

とはいえフルビットにリーチしてる人も含まれるであろう彼らのような人外の知識レベルと読解スキルには私なんぞ到底及びませんわw

 

◎まとめ
【勉強期間】全くの初心者なら数ヶ月?
【教材】シラバスとか市販の対策問題集とか。
【受験料】5700円、お安い!
【合格基準】午前午後共に6割以上。