私はどちらかと言うと毎日快便系。日々水分や食物繊維など、食生活なりも気を付けているので便秘に悩まされることはまず無いんだけど、逆に突発的に困ることがあるのは原因不明でお腹を壊した系のいわゆる下痢。
まぁ誰しも一度は経験があると思うんだけど、緊張する場面や閉鎖空間、それこそトイレにそう簡単に行けないよねっていう状況に限ってお腹がいたくなったりするわけよ。
そうなると、一刻を争うときにいわゆる正露丸やビオフェルミンじゃ間に合わないし、もはや神に祈りながら漏らさないことに最大限神経を使うことになるわけだが、するとますますお腹が痛くなったりねw
というわけで今回は、そんな大腸に過敏症状を抱える全ての人にとってまさに必携の二大医薬品、ストッパとトメダインの話。
っていうかそもそも話
下痢止めって便利ではあるんだけど、それこそ食中毒の場合はウイルスや菌を輩出しようと頑張ってるわけで、止めちゃうのは体にとって決していいわけでもない。
まぁあくまでも昨日飲みすぎor食べ過ぎたなーとか、お腹冷やしちゃったなーとか、あるいは体のリズムの変化や精神的なプレッシャーなどで、お腹が緩くなったときにこそ活躍する類いのお薬。
んでんで、あえて少し絶望的な結論(とはいえごく普通なこと)から言っておくと、決して飲んで「すぐ」効くわけでもないわけよ。
そりゃ口から飲んで、その有効成分が作用するまではどうやったってタイムラグが存在する。
これは例えばメーカーの公式見解としても、「早い人で10分程度」という表現がされているので、余裕を持つとすれば30分は時間を見ておきたいところ。(とはいえ逆に言えば、10分耐えきれば効き始めるという話。)
なので、心配な日やタイミングには前もって早めに飲んでおくとか、それこそいつでも即飲めるように常にお守り代わりとして携帯しておくっていうのがいいだろうね。
※その精神的な安心感が、不意の下痢をおさえる一因にもなり得るし。
王道系のストッパ下痢止め
この手の商品で、発売以来定番商品となっているのが水なしで飲めるライオンのストッパシリーズ。
その中でもこちらは女性向きのストッパL。
こちらの主成分はまずロートエキス。これは胃腸薬なんかにも配合されていたりするけど、過剰な腸の動き(蠕動運動)をおさえてくれる。
そしてタンニン酸ベルベリンが、腸内を保護して水分量を調整したり、細菌の増殖をおさえてくれたりするわけだ。
さらにこの「エル」では、他にも漢方薬でも有名なシャクヤクが配合。これは女性の生理周期に関連した冷えや腹痛にも効果を発揮すると言われているね。
んで、お味の方は、、まぁ正直決しておいしくはないw
一応飲みやすくフレーバーはついているんだけどね、逆に特徴ともなっているエクスプレス錠の効果も相まって、お口の中にお味がすばやく広がっていくw
ただ実際下痢が心配だったり、苦しい時にそんなことも言ってられないわけで。効果とお味はある意味トレードオフ。
ちょっとやそっとの腹痛や下痢ならこれですぐ楽になると思うけど、逆にロート成分のおかげで腸の動きが抑えられちゃうので、後日便意が生まれにくいなーっていうときには意識的に食事や水分量を気を付けてみようね。
便利なフィルム型のトメダイン
続いて、ストッパと共に市販の下痢止め市場の一角。コーワ製薬のトメダイン。
その中でもかさばらずに持ち運びに便利なフィルム式のお薬。
水なしで飲めるって言うのはもちろんのこと、さらに薄くて小さいのでどこにでもサッと持っていくことができるよね。
むしろパッケージから取り出すときに、焦ってペラっとどこかに落としたりしないか心配なレベルw
ただひとたび口に入れればあっという間に溶けていくので、1秒でも早く成分が効くのを助けてくれるわけよ。
こちらの主成分はロペラミド。効果としては過剰な蠕動運動をおさえたり、便や大腸内の水分を調節したりしてくれる。
んで、お味に関してはやはり、、まぁ美味しくないよねw
フィルムなためか、ストッパよりもむしろより独特というか刺激的というか。でも逆においしかったら薬にもかかわらずじゃんじゃん食べちゃっても問題なわけでw
しかし効果はもちろん十二分。ただ腸の動きを抑える分、翌日のお通じに影響がないこともないので、食物繊維や軽い運動などでお腹を動かしてあげよう。
さてさてストッパかトメダインか?と言われると、正直好みの問題というか、もはやこれらでダメならまず病院行けっていうレベル。
ただどちらも良く効いて使い勝手も良いので、お腹に悩みを抱えている人は常備しておいて損はないんじゃないかな。
【指定第2類医薬品】トメダインコーワフィルム 6枚 ※セルフメディケーション税制対象商品
- 出版社/メーカー: 興和株式会社
- 発売日: 2010/06/08
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