よつまお

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ウェブラジヲ「ハチロク世代の逆襲」~4大奇書を討つ!! FREE SHARE CURATION MAKERS

四大奇書と聞いて、チャイナ様のものを思い浮かべてたけど、内容は全然違ったのねw
さて、本題は掲題のそれぞれぞ4冊について。
まー、単刀直入な感想としてはネット社会の可能性を過大評価しすぎだよね。
というよりもむしろ、論理的に突き詰めていけば、各書籍が示唆した通りの未来になり得るだろうけど、あまりにも人間の欲望を舐めちゃおりませんか?と。
それは共産主義やら社会主義に一時期幻想を魅せられた人々と変わらない共通感覚を受けるんだよね。
そんなに単純にいかないのが、人間社会の複雑さ難しさであり、面白さなんだよね。
ネット上で展開可能なビジネスモデルはそれこそ無限大で多様なんだけど、決してそれは社会のベースとなり得て基幹産業となり得るほどのものにはならないと思うんだよ。
成り立ちを考慮すれば、あくまでも補助というかツールというか、インフラのひとつに過ぎないはずなんだよね。
ネットによって無駄が無くなります~効率化が追求されます~っていうのは散々聞き飽きた感があるんだけど、おそらく誰もがそう心では望みながらも、現実の社会が必ずしもそうはなっていないっていう現状が、机上の空論である何よりの証拠だと思うの。
3Dプリンタにしてもそうだけど、何か次世代の新技術が出現すると当然期待が生まれて、さも何か旧来の文化が駆逐されて、それにとって代わるかのように云われるけど、それはこれだけネットが普及しても雑誌や新聞がまだまだ生き残っていることを見れば間違いなんだよね。。
まー本当に膨大な時間が過ぎて、私たちの世代も白骨化して玄孫の世代が老害と呼ばれるようになった未来ならばどうなっているかは分からないけどね。
とはいえ、きっとこれで世界が変わる!っていうロマンこそが明日を生きる原動力であることにはいつの世も変わりないかな。