徐々に季節が暖かくなってきたり、それこそ夏が近づいてくると、ビールや発泡酒をごくごく飲んでぷはーってしてるCMが多くなってくるよねぇ。
もうね、完全に掲題だけで言いたいことが詰まっちゃってるわけよ。それ以外特に書くこと無いレベルw
でもせっかくなので、昨今良く見られるようになった(と私は思っている)「上唇にビールの泡を付けてる問題」を無駄に文章を引き延ばしつつ書いてみる。
そもそもビールの美味しさと言えば泡なのか?
っていうかね、なんか泡が「黄金比」になってなきゃ、ビールが美味しくないという風潮は一体何なんだろうね。あるいはそれと共にキンキンに冷えてないとダメとかね。
そんなもん、メインディッシュの肉で言うところの、パンとかご飯とか、なんだったら器に文句付けてるレベルなわけよ。
ぶっちゃけ肉さえ旨けりゃ、そこにどんなもんを付け合わせようが美味いから!
っていうかもっと言ったら、肉の味付けとかタレが旨けりゃ、別に肉自体の品質なんかどうでもいいから!
だからさぁビールや発泡酒において、別に泡なんてどうでもいい要素なんだよ。
あの「タレントが唇に泡付けてる」類いのCMを見て、美味しそうって思う人はいるんかね?
いや、いるからこそ各社がやってるんかもだけど、それって単なる刷り込みなんじゃないかなぁ。
別にさ、ビールにとって泡ってものが一切要らんとは言わないよ。でもさぁ、お酒の味自体がそれなりだったら、泡なんてまさに「オマケ」レベル。
それが強力なセールスポイントになる、それが重要ってのはちと違うんじゃないのと。
っていうか普通に飲んでて泡なんて付くか?
もうさ、どんだけ飲み方が下手くそなのかと。どんだけおちょぼ口で飲んでりゃ泡なんて付くのかと。口ひげでももっさり生えてるのかと。
ごく普通にジョッキやグラスをグイっと飲んでりゃ付くわけないんだよ。
少なくともこの国のビールの良くある飲み方ってのは、他のアルコール類とは違っていわゆる「チビチビ」飲んだりはあまりしないよね?
いやまぁCMやってる女優さんがガバっと大口開けて飲むわけにいかんのは分かるけど、
どう考えたって広告代理店が狙ってわざとらしくあの演出を考えてるわけでしょ?
っていうか単純に汚いじゃん。これが食べ物だったら、口の周りにべたべたソースとかが付きまくってるCMやるかね?(赤ちゃん関連の清掃用品CMぐらいじゃね?)
その観点で言えば、いくらなんでも誇張しすぎなんだよ。
ごく自然に飲んだら付いちゃった、ってレベルじゃなく、
明らかにそれ付けてますよね?っていう。シーンをカットした後にまた新たに付けてますよね?っていう。
なんだったらそれ、本来のお酒の泡なんかじゃないよね?っていう。
ホントいつの頃からか分からんけど、各社が揃いもそろってやりすぎ感満載だと思うんだよ。
泡はあくまでただの付加価値のひとつ。間違ってもメインに推すところじゃないでしょって思うんだよ。