四方山話シリーズ。いわゆる雰囲気イケメンとか量産型美少女の話。
最近は男性でも生まれたままの自然!状態でいる人は少なく、むしろメイクすることさえも決して珍しくはない。(がっつりファンデを塗るとかに限らず、眉毛を整える程度ってのも広義の「メイク」だ)
ぶっちゃけ顔の化粧から実物(すっぴん)を想像するのは、高性能なコスメ製品の普及やメイクアップ技術の進化によって、昔より難しくなった。
誰もが手軽で安価に「一定程度」、努力スキルと生まれ持った才能によっては「平均以上」のかっこよさ、可愛さを手に入れられるようになったのだ。
しかし一方で、本当の「その人」を知る一つの要素として、「素顔を見たい」という欲求は尽きないものだと思う。逆に自分を隠している人にとっては、素顔を見せるのが「怖い」人もいるのだろう。(その兆候のひとつが「マスク」流行だ)
「顔面偏差値」がもはや人工的にレベルアップさせることが可能な現代において、果たしてどんな男性or女性が真にイケメン、美女と定義されるのか考えてみた。
顔や頭の骨格を変えるのは難しい
結論から言ってしまえば、「その人」がもし坊主頭だったら、を想像してみることだ。
メイクによって目の大きさや、鼻の高さなどをごまかすことができたとしても、輪郭は「外科的な整形」以外ではなかなか変わらない。
もちろんシェーディングやハイライトを駆使して輪郭を良く「見せる」ことは可能だろう。しかしそれは二次元的な写真においてのみ有効で、三次元上の実物を目の前にしてごまかし通すのはなかなか難儀なものだ。
特にヘアスタイルによって、面長や丸顔を緩和させる効果を狙っていることがしばしばある。
よって「その人」が坊主だったらどうか、を考えてみるのは「素顔」に迫る一歩だ。
とはいえ相手にそう簡単に坊主にして!と言えるはずもなく、当然坊主を受け入れるわけもない。
なので簡易な方法としては、顔に掛からないように髪を結んでもらうとか、もしくは前髪を上げて「おでこ」を出してもらう、というのも「すっぴん」状態を垣間見る手法の一つになるだろう。
ちなみに頭の形も結構個人差がある。赤ちゃんの頃にきちんとドーナツ枕に寝ていたんだな、という綺麗な骨格もあれば、いわゆる絶壁で不格好なものなど様々だ。
そういった骨格という観点で言うとやはり、、
残念なことに、アジア系ではなかなか「骨格的な観点において」平均的に「美しい」というのは稀だ。
欧米人特有のホリの深さ、股下の長さ、骨盤の作りにはどうやっても勝ち目がないというのが、現実。大陸の遺伝子は強いのだ。
もちろん個人的かつ主観的な好みもあるのは当然。特にどんな女性が美女か美少女か、という論争は世界中で趣味が分かれることと思う。
とはいえ、例えば男性ならば、坊主でもイケメンと定義できるだろうという日本人は、やはり「福山雅治」氏が筆頭に挙げられるだろう。
年齢を重ねても男女共に人気が高いのもうなずける。
そしてもう一人「北野武」氏もイケメン、というよりダンディーなおっさんという点で美しい。
もちろん例の大事故によって、全盛期よりは顔の造形が著しく変わってしまって、かつ最近は衰えがあるものの、若かりし頃の写真をみればまさしく「イケメン」である。
ちなみにここで上げた、両氏。実は顔が似ている。
嘘だろ!?と思う人はぜひ両氏の若いころの画像でも見比べてみていただきたい。
髪型やメイクに左右されない、モテるイケメン像が浮かび上がってくることだろう。