よつまお

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電車内での過ごし方

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Self Review

 

所属同人を一つに絞ってから初の自由テーマ。

 

本来長めに書きたかったのだが、逆になぜか短くしかまとまらなかった時期。

 

最初は同類の別テーマで書いていたが、どうしても読者層にマッチしない。

 

そのため、途中で方向転換をした文章。それがそれなりに型にはまってくれたように思う。

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電車内での過ごし方

 

電車通勤。これはある意味、地獄に等しい。

 

毎朝毎晩、同じ経路をただひたすらに、長時間狭い空間に身を委ね、往復する。

 

だが人間とは不思議なもので、最初は嫌だ嫌だと思っていたものが、次第に楽になり、終いには何も感じなくなる。

 

俗に言う慣れというもののなせる業なわけだが、これは果たして人間的に生きていると言えるのだろうか。

 

以前こんな話を耳にしたことがある。毎日同じことばかり繰り返していると、脳が退化するというのだ。習慣付いている歯磨きなどの単純動作も例外ではないらしい。

 

さすがに眉唾でオーバーな話ではあるが、歯ブラシだと思ってくわえた物が剃刀だった……なんていう背筋の凍る話もあるくらいだ。あながち間違いでもないだろう。

 

では、日々無心で繰り返している電車環境をどうすれば変化のあるものに変えられるか。

 

女性専用車両が鉄道に導入されて久しいわけだが、ここはひとつ、全国的に音楽車両などを採用してみたらどうだろう。確か地域限定では、そんな電車もあったはずだ。

 

現代では、家でも外でも無音という環境はほとんど無い。昼夜問わず、人は何らかの音がある生活に慣れてしまっている。

 

であれば、電車内も思い切って音楽でも流せばいい。音楽ジャンルは車両毎に変えてみて、詩の朗読やラジオが流れていたっていい。

 

カラオケ車両なんかもあっていいだろう。もちろん静かに過ごしたい人のために無音車両も、わいわい賑やかに会話したい人のためにおしゃべり車両も用意する。これで電車内のマナー問題も解決だ。

 

……なんてことを退屈な電車内で妄想する。きっとこんな風に想像力を養うのも、脳の退化防止の一つの方法なのだろう。