対談シリーズ。古谷ツネヒラさん編 No.04/23
原風景論について。いやー、所謂田園、青い空、里山~みたいなのってそんなにいいか?w
これってそれこそ比較的都会に住んでる人だから感じるだけで、当の田舎に住んでる人は満足なんかしてないわけよ。
てことは要は、人がごみごみしてなくて気持ちがいい、とか排気ガスが少なくて空気が綺麗、とか緑が多いから目が癒される、みたいなどちらかというとそういう精神的なヒーリング効果があるだけでさ。
田舎がいいってよりも、都会が単にダメで疲れやすいだけでしょと。
保守層のよく云う原風景なんてもし再現したら、コンビニは無いから不便極まりないし、大雨なんかでもすぐ足元ぐっちゃ、むしろ洪水ですよ? どんだけ都会ってものが英知の結集で、恵まれてるのか知らないだけって話で。
少なくともある程度発展した街並みで育った私たちの世代にとって、確かにどこか緑ってのは懐かしさを感じる部分は否定できないのだけど、それは後天的にテレビや他のメディアで刷り込まれたイメージが大きいと思うんだよね。
ふと俯瞰で都会的な風景を見てみると、ミニチュアとか街作りゲームみたいでそれはそれでキレイだと思うけどねぇ。。