よつまお

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街中のちょっと変な人を笑い者にするのはやめた方がいいかもしれない

四方山話シリーズ。

 

掲題の通り、どこのTV局のなんていう番組か、は差し控えるが、

どうも最近「街中の変な人」を紹介してそれを面白おかしく扱うコンテンツが見受けられるようになった気がする。

 

いや、これ状況によってはぶっちゃけ早いとこ止めた方がいいんでないの?と思ったりするわけよ。

 

差別意識なのか救済意識なのか

いわゆる「変わった人」は確かにテレビ的に面白く映る場合はある。

しかし問題はその「変わった人」がどういった人なのかにもよると思っている。

 

例えば「こりん星」の人のように、それが自主的な(他者による演出含め)キャラ付けであったのならば、むしろじゃんじゃん放映するべきだとは思う。

あるいは「正常な人の範疇」に収まる人の場合は、それも問題にはなるまい。

 

ここでいう正常な人の範疇、とは当人が決めるわけでもなく勿論私たちが決めるわけでもなく、要は「医師」が決めるべき問題だ。

だがTV局は、そんな判断など当然しないまま、放映しているのだろう。

 

これが仮にその「変わった人」が、「マジでちょっとおかしい人」だった場合、一体どうするのだろう?

そういった人たちをコンテンツとして笑っているのが、果たして正しい姿なのだろうか?

 

ここでいうマジでちょっとおかしい人、とは言葉を濁して恐縮だが、あえて端的に表現すればキ〇ガイ、とか知〇遅れ、の場合だ。

 

極論、ギャラが支払われているならそれでいい

ただし、そういった「街中の変わった人」というコンテンツ自体を、全否定しているわけではない。

 

例えば、確定診断は受けていないが「ちょっと人より変わっている」ということを主観的あるいは客観的に理解している人にとって、

そういった「街中の変わった人」コンテンツはひとつの輝ける活躍の場であるし、もっと大きく言えば「救い」に他ならない。

 

しかし実際のところはどうなっているのだろう?

ああいったコンテンツで取材され、VTR出演している人たちにきちんと「報酬」は発生しているのだろうか?

 

仮に報酬が発生していたとすれば、それはそれで見世物小屋的だ!という批判もありそうだが、少なくとも私としては報酬があるに越したことはないと考えている。

 

その人自身がもつ個性や強みが何らかの見返りに変わるのであればぜひ応援するべきだと思うし、逆に何らリターンが無いのであれば少なくとも「笑える」コンテンツとして成立させることに疑問符は拭い切れない。