実際の資格は知らなくても、今や「ベストプラクティス」っていう単語は耳にしたり目にする機会が多くなったよね。
私も当時は受験直前まで詳しく知らなかったもの。タイミング的にはMCAとMCPの間に受けたような感じかな。
ITILとはITサービスマネジメントのベストプラクティスを……って説明臭い文章になるわけだけど、要するにどうしたらIT業務でのマネジメントサイクルが上手くいくかっていう概念やルール等の知識の集大成。
それほど目新しくはない
当然人が作るものなので試行錯誤があり、V2で人気が出たものが、その後V3、V4など順次バージョンアップしていくわけよ。
ただ、一時期のもてはやされ方からすると、今は若干落ち着いた印象。元々英国生まれのノウハウなので、アメリカンマンセーな日本には、当時はなかなか積極的に取り入れようって感覚もなかったよね。
ちなみに私が取ったのはITILファンデーションV2。
私が受験する時にはすでにV3試験が始まっていたわけだけど、V2と比べて段違いに難易度が高いという評判だったことと、若干あるV2の知識がムダになりそうな気がして急いでV2を申し込み。
ってことで現行版に関しては
なので最新のITILの話になると、私には黄本で頑張れと言えるくらいだわな。
まぁ当時のV3でも決してV2の概念全てが否定されているわけではなく、欠点を補完して、より掘り下げたって感じだったんだよね。
全くの初心者のかたにとっては感覚的に、実際のIT業務を経験しないとなかなか頭に入りづらい内容かもしれない。
ただし、このITILの内容はIPA資格をはじめ、様々な資格や場面で出てくるので、身につけておいて損はないよね。
私はまだ簡単だったV2試験終了間際に駆け込み受験したようなものだからね、いずれ最新の知識も修得しなきゃいけないなーと思ったり。
それにしても、なぜか登山風景が背景になってるシャレオツな認定証だったんだけど、一体どんなコンセプトなんだろうねw (人が試行錯誤しながらIT山を登っていくイメージかw)
◎まとめ
【勉強期間】最低3週間くらい?
【教材】黄本とか他関連書籍
【受験料】二万円くらい
【合格基準】おおむね7割