まぁ肛門さまから連日大量出血してからというもの、大をするのが怖くてねww
それこそ野菜を多めにとって、ヨーグルトを食べるようにしたり、マグネシウムも飲んで便を柔らかくするようにしたり。
あと重要なのは、便を出し切ろうとしないってこと。
特にいきんだりするのは厳禁で、まだ出そうだと思ってもずっと座り続けないようにする、そして拭くときもサニーナとかウェットティッシュとか、そういうもので優しくね。
っていうか痔の人にありがちなんだけど、痔核のせいで拭きづらいから念入りに拭こうとしちゃうらしいんだよね。それがかえって肛門様に良くないという話。
しかし前回1月30日の触診で痔だとはされているものの、別の箇所の出血の可能性もゼロではないわけで。
【お尻から突然鮮血】痔を肛門科で診てもらった話【本当にそれは痔なのか編】
https://www.yotsumao.org/entry/komonka-ji
微妙に不安感を抱きつつ、いよいよ検査当日の2019年2月7日。ちなみにこちらは事前の食事制限に関する説明表。
基本指示通りでいいと思うけど、理想形としては前日の夜ご飯は消化の良い物を少量を軽く、そして当日は出来れば絶食。
もし朝食べたとしてもゼリー飲料とかおかゆ位だろうね。まぁこの辺は胃カメラでもやる程度のことなので。
久々の浣腸に、緊張w
今回の大腸カメラは、直腸からS字結腸あたりまでを見るだけの簡易なものだけど、それでもやっぱりきれいにするためには浣腸をしないといけないわけよ。
まー事前情報によれば、普通のグリセリン浣腸以外に、高圧浣腸っていうのも追加してやることもあるそうで、それはまた別の意味でお腹の圧迫感&便意がきついらしく、、
結果的には私が検査を行った医院では、グリセリン浣腸だけで済んだのがせめてもの救いw 看護師さんによる排便チェックもなかったしね。
っていうか私はもともと便秘体質ではなくてむしろ下痢の方が多いくらいなので、浣腸なんてそれこそ小児科以来なわけよ。
その時って診察室で浣腸されて、そしてだいぶ離れたところにあるトイレまで漏れそうなのを我慢しなくちゃいけないっていう苦行で、もう泣きまくってすごい嫌な思い出しかないんだが。。
さてさて病院では、お尻部分にスリットが入った紙パンツと検査着に着替えつつ、早速浣腸。
もうね、看護師さんに肛門見せるとか、浣腸されるとか何とも思いませんよww
一応出来れば5分くらい我慢してくださいねーと言われるけど無理だよ絶対!トイレは処置室から近いとは言え、10mはあるw
スッキリしたところで早速カメラ
まぁ私も大人になったもんで、さすがに小児科当時のように泣きはしなかったし、意外に浣腸もつらくなかったわけだけど、
排便からあまり時間を空けてしまうと大腸の上の方からどんどん便が流れてくるって話なので、早速検査に移行。
まぁ胃カメラが肛門になったと思えば、別に特段やる事は変わらないわけで、横向き体勢で肛門からカメラがIN。
んで肛門内部の全体的な粘膜の腫れがモニターに映し出される。まぁ前回の診断通り、内痔で間違いなさそうという見立て。
とはいえ、直腸またはS字結腸などの病変からの出血の可能性もあるので、カメラはさらに奥へと侵入していく。
っていうか別に痛さなんて何もないわけだけど、カメラのチューブが肛門様を刺激しているわけで、うんちが漏れそうな便意がすごいw いや、すぐに出るものはモニター上は何もないけどさw
そんなこんなでS字結腸手前まであっという間に到達。少なくともここまで何らか出血部位や、それこそ腫瘍などは無い感じ。
すると突然奥の方から、茶色っぽい黄色っぽいものが見えた!そう、うんちですw ということでそれ以上に進んでも無駄っぽいので終了。
いや、ホントどんどん上から来るんだねぇ。その時点ではまだあまり固形にはなっていない状態だったけど。大腸カメラに下剤が不可欠って理由が分かったわw
そして当日に結果説明
わりと謎の疲労感に包まれつつも着替え終わって、次は結果説明へ。
まずは前回の血液検査の件から。ちなみにその時の明細はこちら。
梅毒とか、B型およびC型肝炎の検査もしたみたいだね。これはカメラ検査前の決まりなのかなぁ?
一応もし痔の出血による貧血傾向がすごかったら、すぐ電話するとは言われてたんだけど、それは大丈夫だったみたいだね。結果表はこちら。
この中で、ALT(GPT)ってのが赤マルが付いていて、若干正常値より高いんだけど、これは肝臓の数値の一つ。
まぁ心配するレベルではないにしろ、年齢にしては高いよねっていう。例えば食生活が高カロリー高脂肪なもんばっかり食べてると、こうなるという例w
続いてもう一つ、正常値を超えている部分はヘマトクリット。これは端的には血の濃さみたいなもんで、むしろこれが低いと貧血傾向。
私の場合、逆に高かったわけだけど、これは喫煙者だと高くなるようなので想定内。
さて、次はいよいよ直腸カメラの結果。内臓が苦手な人は、グロ注意。
上半分がだいたい直腸やS字結腸部分、そして下半分が肛門内の粘膜。
ちょっと拡大してみようね。
左の写真に丸が付いているのは、出血部位。カメラの管が通るだけでも容易に出血するということだね。
さらに面白いのが一番右の写真。これは特殊な色のライトに変えて撮影したものだけど、血管が透き通ってよく見えると思う。
つまりそれだけ腫れが強く充血しているということで、この血管が切れれば大量に出血することも十分考えられるということ。
というわけで、今回の検査における最終結果。
奥の方から血が流れてくるわけでもなかったので、痔核でほぼ確定。
とはいえ、S字結腸の途中までしか見れていないので、出来れば一回はきちんと全体を診ておいた方がいいよーとの話。うーん、だからこえぇってww
さて、この日のお会計。検査着が自費で1000円、そして検査代は3500円ほど。まぁお安い!
そして帰宅後に事件が、、
というわけで、ただの痔でよかったー(?)って安心して帰宅したその日の夜。
当時はいつもシャワーを浴びながらラバーブラシで舌磨きをしていたんだけど、この日はなんとなくノドの詰まり感というか不快感が強い日でね、
舌磨きをせずにシャワーを口の中に当ててゆすぎながら、ふとした拍子に例の嘔吐反射の「オエッ」って動作になったわけよ。
そしたら、、血が混じってるじゃないの!
いや、検査前後の緊張で歯を食いしばっていたからなのか、頬の内側に血豆が出来ていたのは気づいていたんだけど、それが破れた形跡はない。
口の中の出血部位は無いことを確認して、もう一度同じように「オエッ」としてノドの奥から痰というか唾を出してみる。。
やっぱり少量血が混じる!なんでやねん!今までは少なくとも単なる痰を出す動作で混じったことはなくて、歯磨き時限定だったのに。
これでいよいよ歯ぐきや舌、口の中の出血じゃない可能性が強くなってきた、、
でもレントゲンでも何もない、耳鼻科でも異常なし、、つまり、やっぱり肺??
そこで私はセカンドオピニオンとして、今度は別の呼吸器内科に行ってみることにしたのだった。。
【血痰の謎を追え】呼吸器内科でCT検査をしてみる【ノド詰まりと胸の痛み編】