わりと隠れた人気もあってファンの多い蒸しパンのマーラーカオ。
ネット上では自分自身のオリジナルレシピで作ったりする人もいるくらいだね。
今回はその魅力に迫ってみよう。
中国の甘いカステラ菓子の一種を指すわけだけど、漢字では「馬拉糕」と書く。
この馬拉の部分は、マレーシアという意味で、元々はそっちのほうから伝来してきたという説もあるそうな。
ちなみに地方によっては米粉も混ぜて作り、お茶請けとして食べるっていうんだからむしろ中国では肉まんみたいな点心のような扱いなのかもしれないね。
そんなマーラーカオ。昨今では一般的に流通しつつあって、今回は最寄りのスーパーで入手してみたよ。
パッケージは?
買ってみたのはヤマザキパン製のもの。半額シールが貼られているのは許せw ちょうど安かったからw
わずか税込み58円で2個入りというこの圧倒的割安感!(※値下げ後価格)
仮に定価で買ったとしたって100円強なわけだから、不動のロングセラーである神戸屋のハムマヨを彷彿とさせるお得感だね。
なお他のメーカーでも販売しているけれど、一応ヤマザキの売りとなっているのは生地を長時間熟成させているので、コクがあるそうな。
(まぁとはいえ、ぶっちゃけ他のと食べ比べてみても、ものすごい違いがあるわけでもないが)
あとは干しブドウ、いわゆるレーズン入りが好きな人であれば山崎製パンのマーラーカオ一択かな。
原材料とカロリーは?
カロリーは一個で210kcal。
一袋でごはん茶碗でお米を軽く2杯弱は食べたことになるのでそれなりの熱量になるね。まぁ菓子パンにしては控えめなレベル。
材料はそれこそメーカーやレシピによってさまざま違いがあるものの、基本的には小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、卵、バターなどなど。
これに関しては、ほとんど通常の蒸しパンと変わらないっちゃ変わらない。
要はグルテンを出さないような軽く素早い混ぜ方と、分量の配合次第ってことだね。
ちなみにハチミツや黒糖を入れているレシピもあるけれど、ヤマザキの場合は隠し味になんと「醤油」を使用している。
さて実物は?
やや普通の蒸しパンよりは黄色や茶色が強い見た目で、質感は油脂成分によるテリが多め。
正直レーズンの有り無しに関しては好みだと思う。個人的にはレーズン無しの方が、マーラーカオそのものの味を楽しめるので好きかも。
食感こそが特徴的な部分で、うたい文句通りまさしくしっとりとやわらかくなめらか。
味のほどは、というとわりと甘みが強い印象。とはいっても決してしつこくないほど良いバランスのおいしさ。この感覚は和菓子のような甘さに近い。
朝食や小腹が空いたとき、おやつにおすすめだね。
さてさて、だんだん食べたくなってきたでしょ?w 気になるならいますぐスーパーへGO!w
季節によっては店頭に並んでいない場合もあるし、まだまだ普及率も少ないけれどね。
密かに応援しているので、若者層でバズでも起きてもっと一般的になってくれるのを願うばかり。
ってことでそれではみなさん、良いマーラーカオライフを!