今までの所持資格ラインナップを見ていて、ふと気づいたんだけど。
大昔はバンド活動に夢中にいそしんでいたのにもかかわらず、関連しそうな資格が楽譜検定、それも10級だけってのはあまりにも寂しくねーか、と。
ってことでぐぐってみると、その昔は音楽検定ってものがあったらしいんだよね。
とはいえ、音検はかれこれ10年近く前に休止しちゃったってことで、微妙にしょんぼりしたわけだが。
続けてさらに調べるとなんと、音検と同じ公益財団法人の音楽文化創造が主催の「ミュージックマスター・オンライン」なるものを発見!
何やら、洗足学園音楽大学(洗足オンラインスクール・オブ・ミュージック)という所との共同実施らしい。
しかもWEB受検!大好物じゃないのw こりゃ受けるっきゃねぇ!
まずは5級から、いざ受験開始
基本的にはその名の通り、音楽的な知識が試される資格。
結構特徴的なのは、いわゆるリスニング問題が大半を占めているということ。
音楽ジャンルや使用楽器の聞き取りのみならず、コード進行や楽譜の読み取りも要求される。
あとは音楽の歴史を含めた一般常識的な知識問題などなど。
、、ってこう書くと何やら難しそうな印象を受けるんだけど、基本的に三肢択一式だし、
たぶん音楽の授業をまじめに受けていた人や、音楽自体が好きな人にとってはそれほど苦にならない内容。
むしろネット受験という形式上、音楽ファイルが安定的に再生できる通信環境とか、それなりに静かな場で受けることをおすすめするよ。
ただし制限時間の許す限り、音声は繰り返し再生したりできるけどね。
とはいえ、各大問ごとに解答を保存&送信する必要があって、見直しがきかないので注意。
5級は全50問を50分で答えていく。7割が合格ライン。
地道に音を聞きながら、ぽちぽち解答していく。。
そして、、、
よっし、約8割で合格!時間自体はけっこう余った感覚。
分野別の正答率は、、
音楽理論が一番正答率が低い。うん、正直楽譜を読むのは苦手なんだw
さてさて、お楽しみの認定証はこちら。
おぉ、いい感じじゃないの。やっぱりただの画面表示とはいえ、認定証があるとないとじゃ達成感が違うよね。
さて続いて、4級にもチャレンジ
見事5級合格の暁には、上位級の4級受験が解放される仕組み。
基本の出題分野や解答方法は5級と同じなんだけど、微妙に問われる知識の幅が広がった印象。
特に楽譜の読み聞き関係のところがね。やべぇ、気合い入れないとw
4級の場合は40分で40問。それを7割正答。
合格ラインこそ同じだけれど、制限時間も短くなっているし、問題数も少なくなっている分、いわゆる捨て問が作れない。難易度は上昇。
だがしかし、それでも4級。
それなりに持てる知識を駆使して、解答を進めていく。
そして、、
お!85%で無事合格!でも慎重に聴きすぎたせいで、制限時間は残り10分くらいしか余らんかったw
続いて、分野別正答率。
やっぱ楽譜系の音楽理論分野が一番ダメw でもその分、音楽の知識問題が全問正解で挽回した感じ。
さて、頑張った証の認定証は、、
うん、デザインはそりゃ変わらないよねw でもやっぱ素直に嬉しい。
ってことで5級4級と連続受検したわけだけど、かけた時間や問題数のわりに疲労感は無いね。やっぱり自分の好きなジャンルのことに取り組むってのはいいもんだw
たぶん音楽の知識が深い人にとっては余裕過ぎてあくびが出るレベルなんだろうけど、
少なくとも私のようにちょっとかじった程度の人には、それなりの歯ごたえのある良問だと思うよ。
ちなみにこの検定は現在4級までしか実施されていないけど、
いずれはさらなる上位級とか、果ては音楽検定の復活に繋がっていくのかなぁ。ってことで密かに期待しつつ、見守ってみよう。
注:完全に民間資格だけど、実施団体の性質等を考慮し、当ブログいつものパターンで公的資格にカテゴライズ。
◎まとめ
【勉強期間】基礎知識次第
【教材】音楽センスと聴力
【受験料】無料
【合格基準】7割