よつまお

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変なことを口走ると、すぐ「酔ってる?」と定型句のように言われる文化

四方山話シリーズ。

 

掲題の通り。なんなんだろうね、ちょっと変わったことを言うと(本人は無自覚な場合もある)、「酔ってるの?www」みたいに言われる感じ。

 

もはや様式美っていうか、ある意味でギャグ的な掛け合いとして確立されている面もあったりするんだけど、多用されすぎてちょっと違和感を覚える時もあるわけよ。

 

そもそも酔うと言動が変になること当たり前という考えが一般化している

それこそ酒の席ってのは、基本的に無礼講というか、いわゆる「羽目を外してもいい」っていう価値観が蔓延しすぎなんじゃないかね。

 

成人式上がりの10代が飲酒でバカ騒ぎしているならまだしも(←違法ですw)、大人が嗜みを超えて無茶してへべれけになってるのが多すぎんのよ。

逆にそうなってしまうほどに日常のストレスがすさまじいってことなんだろうけどねぇ、酒ってほんと怖いわ。

 

ってまぁこれ別に日本に限ったことじゃなくて、わりと海外でも男女問わず平気で路上で酔いつぶれてたりするわけだが(もちろんその際に犯罪に巻き込まれる可能性は日本より高めのは言わずもがな)、私生活があまりにも仮面被りすぎなんじゃね?と。

 

おそらく安易に変な人(天然ボケ)っていうレッテルを貼れない面もある

天然ボケ、という単語が一般化して久しいけれど(意識的なキャラ作りかどうかは別として)、なんだか「普通」とは違う言動を誰かがしていると、それを真剣に指摘するorその点について話し合う、ことをしにくい側面があるんじゃないかなぁと。

 

要は「酔ってるんでしょ?ww」と半分冗談めいたノリでその場を収めることで、ストレートに口に出してはいないけど「アナタ、ちょっと変わってるよ?」という言葉を暗に伝え、言われた方にも無意識的にそういう言動を控えることを期待するっていうかね。曖昧さを是とする文化というかさ。

 

ぶっちゃけ極論おおっぴらに「キ〇ガイじゃね?」っていう単語を使えないからっていうか、これは無用なトラブルを避ける知恵でもありながら、同時になんか本音でぶつかれてないような上っ面のコミュニケーションみたいな感覚を覚えるわけよ。

 

変に周囲の人間を「自分の常識」という一定の型にはめることなく、世の中にはいろんな奴がいるなぁという感覚で、それをある程度は受け入れつつ、時には真っ向から拒絶しつつ、そうやって無理せず付き合っていくのが自然だと思うんだけどねぇ。