四方山話シリーズ。2018年のM-1王者は霜降り明星。彼らは面白かった、というか勢いがすごかった。
しかし常々思うけど、お笑いって「相性」だよね?
某審査員への暴言でとある芸人さんが炎上しちゃったりもしたけどさ、はっきり言って「差別」あって当然のジャンルだと思うよ。お笑いは。
むしろそういった「ひいき」がうまい具合に重なり、逆に今回は「公平」な採点が実は行われていた、というのは下記記事が詳しい。
一方で日の目を見ない芸人さんに目を向けてください。。
さて、早くも霜降り明星には「特需」によって仕事がじゃんじゃん入ってきているらしい。
とはいえ、その他の芸人さんたちはどうだろうか?2018年のエントリー数は4640組ということだ。
年に一度のお祭りにもかかわらず、つまり他の4639組はそういった「特需」は起きていないのだろう。
まさに弱肉強食、トップに立ったもののみが利益を総取りできる仕組み。
近年で例外的だったのは、昨年のキングオブコントにおける「にゃんこスター」だろう。一方でかまいたちはかわいそうだったけどもw
審査の公平さ以上に利益の分配の方が問題
芸人あるあるにおいては、お笑い一本では食っていけずバイトを掛け持ち、しているという話がよくある。
もちろん夢を追いかけるリスクとして、それは致し方ない部分だと思う。
しかし誰もが安心してお笑いで食っていける「環境」や「待遇」もっとはっきり言えば、「給与」が満たされていなければ、
いわゆる「ひいき」や「相性」に頼って「一発屋」とならざるをえない部分も否定はできないんじゃなかろうか。
例えば「お笑い」と同じくらいの競技人口の「スポーツ」だったらその辺どうなっているんだろうか。ここにお笑い業界の未来に関するヒントがある気がする。
とろサーモンの某氏も以前は夜のお店で店長にまで上り詰めた人材だ。もともと優秀な人だったからこそ、お笑いでもトップを取れたとも言えるわけで。
成功者はほんの一握り。いまの状況においてM-1に感化されてお笑いで夢を目指すのは、まぁほどほどにね、って感じかなぁ。