よつまお

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【解決】ヤフオク出品物をPayPayフリマに同時掲載しても検索に表示されない件

空いた時間を見つけてちょこちょこ家庭内の不用品整理をして、それをオークションやフリマに出品したりしているんだけれど。

ここ最近、ヤフオクではpaypayフリマに同時掲載できる設定があって、私はもれなくそれを満たしているから、わりと売れるものはすぐ売れるわけよ。

 

ところが、どうしてもいつまでも反応が薄いものが1つあって、なんでかなー?競合いるのかなー?って

ふとpaypayフリマアプリ上で検索してみたら、そもそも自分のその出品物がまったく表示されないっていう謎現象が起きていて。

※もちろんマイページの「出品した商品」の中にはあるのに。

 

というわけで今回は、その原因検証と回避対策の備忘録的な話。

バグを一瞬疑ったけれど、結論を言っておくと、それはいわゆる「NGワード」として誤解されているせいだったというオチ。

なぜか検索にひっかからない?

まぁぶっちゃけフリマサイトって今や某メルカリ一強状態なわけだけど、

ヤフオクにはヤフオクの売れ筋得意ジャンルがあったりするので変わらずよく利用しているわけよ。

んで、例えば同時掲載されているモノってのはこういう表示がある。

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「この商品はpaypayフリマにも掲載されています」っていう。

この表示があれば、出品者は設定に成功しているし、落札者はフリマアプリ上で買うことが出来る。

 

そもそも話、ヤフオクからpaypayフリマの同時掲載を設定するにはいくつか条件があって、

例えば送料無料にするとか、即決(定額)出品するとか、状態ステータスを全体的に状態が悪い以外にしたり、といった感じ。

 

実質販路が2か所になるわけで、対象カテゴリであれば特に忌避せずに設定しても損は無いと思うわけよ。その分、閲覧数は確実に上がるので。

しかし今回どうしても、とある出品物のアクセスやいいね(ウォッチリスト追加)数がやけに少ないなーということに気づいて。

※わりとレア物で自信があったんだが。まぁもちろん売れる=レアは成り立つけど、逆のレア=売れるとは限らないけど。

 

んで先述のようにpaypayフリマアプリ上で、その商品タイトルを検索するとまったく引っかからない。

ちなみにヤフオクもそうだけど、キーワード検索がいわゆるタグ検索的な感覚になっていて、

文節とか単語の区切りとか間違えると目的の商品が引っかからないことはたまーにあったりする。

でもさすがにタイトルそのままコピペで表示されないってことはないよなと。


もちろん定額の即決出品、送料込みの匿名配送、などの条件は守っているわけ。

 

そこで試しに、paypayフリマアプリ上でまったく同じ内容の商品ページを作って、出品操作してみたんだけど、同じく検索に表示されない。

ちなみにもちろんアプリ内の「出品した商品」には表示されている。

 

さらに、マイナーだけどweb版のpaypayフリマってあったよなー?と思いついて。

これは普通にURL叩けばアプリでなくてもpaypayフリマにアクセスできるんだけど、結局その中で検索してもやっぱり表示されない。

 

ただし、直接出品ページのURLに行くことは可能で、きちんと出品物が表示されているわけよ。

ちなみにweb版の商品ページURLの構成はこんな感じ。

https://paypayfleamarket.yahoo.co.jp/item/商品ID ※商品IDはアプリ内で確認

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ってことで出品者以外は検索結果に表示されない以上、まずどう考えてもアクセスしようがなくて、そりゃ売れるわけないよねっていう。

 

この現象、単に出品して売れるの待ってるだけではまったく気づかないし、もちろん今まで何の通知もメールも、警告ひとつ来ていない。すさまじく不親切仕様。


これが仮に禁止出品物に本当に該当するようなものだったら、すぐに削除なり対応されるはずなんだよね。

つまり、なんらか独自基準のNGワードに引っかかっていて、ひとまず検索表示が制限されているのではないか説を考えたわけよ。

いざ、原因究明してみる

ちなみにだけど、アプリ内設定には商品のフィルタリングっていう機能があって、端的に言って微妙そうな商品は検索結果に表示されないようにすることができる。

なおこの基準は完全に事務局判断でブラックボックス。

 

しかし当然今回は、検索フィルターはOFFにしてある。っていうか余計なことされると探し物するときに不便なんで最初っから切ってあるんだよね。

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さてさて。とりあえずNGワードのあたりをつける作業。

ざっくりと商品説明やタイトル内の文字を少しずつ削っていき、一体どれが禁止ワードになっているのかを探ってみる。

 

すると説明内に記載していた、「ボトムコード」を消すと正常に検索に出てくることが分かった。
まぁちなみに今回の検索にひっかからない出品物ってZIPPOなんだけど、

ジッポではわりとよく使う言葉だし、しかもアプリで「ボトムコード」と検索すると他者の出品物は表示されるわけ。うーん謎い。

 

ってことで、単語内にスペースを入れて無理やり別単語っぽくしてみる実験。

例えば、
「ボ[空白]トムコード」→表示されない
「ボトムコー[空白]ド」→表示される
「ボ[空白]トムコ―[空白]ド」→表示される

という感じで、「トムコード」という謎単語がNGに引っかかっているということに。

さっぱり何がなんだかわからん。

 

と、ここであることに気づいて。

同じく商品ページ内には「シリアルナンバー」という単語を記載していて、これまた限定品ZIPPOではよくある話なんだけど、

もしかして先ほどの「ボトムコード」とこの「シリアルナンバー」それぞれから、「シリアルコード」という一つの単語と見なされてNGになっているのではないかと考えた。

 

そこで、今度は「ボトムコード」をそのまま残し、「シ[空白]リアルナンバー」と言った感じでこちらにスペースを入れてみる。


すると、、見事検索に表示された。

 

ってことで結論としては、仮に「シリアルコード」という単語そのものを使っていなくても、

商品説明内に上記のような感じで「シリアル」や「コード」という文字が含まれている単語を使用していると、

機械的かつ自動的にNGワード該当の1単語だと解釈され、検索非表示になるという話。

 

そもそも「シリアルコード」という単語を含めるのが何がいけないかって、

最近のフリマアプリでは、ゲームの課金データ等の無形物の取引が禁止されているので、おそらくその流れでの規定だよね。

っていうかヤフオクでは、ほんの一昔前までセーブデータとか活発に取引されてたよね。

まぁこうやって表で禁止になるとSNSとかの闇に流れるだけだからそれはそれで問題だと思うんだけど。


とはいえだ、たぶんそういったNGに該当しそうな単語の入った出品を仮に無条件に許してしまうと、

モノによっては秒で売れてしまうし、さらにシリアルコードを伝えるだけで取引が完了してしまう。

 

すると即時paypayマネーとして売上金を使ったり、口座にまで出金までされてしまうと、事務局としてはなす術がない。
かといって、自動判定ですべて削除してしまったら、私のような何ら関係のない出品物が巻き込まれる恐れがある。


そこで、せめて取引成立を阻止するために、とりあえず検索表示自体をさせないというソフトな、

言い換えれば中途半端な運用ルールになっているのだろうなと。まぁ難しい扱いだよね。

 

※っていうか確かメルカリあたりだと、そもそも出品時にNGっぽいものがあったら、禁止ワード入ってるから修正してねー的なメッセージが出て出品できないようになってるよね。

なのでこれはヤフオクの仕様上の問題というか、連動してpaypayフリマに出品させてるゆえの弊害かもしれない。


もしかしたら、後に非表示になった中で本当に禁止に当たるものが見つかれば、手動で削除しているのかもしれないけど。

 

しかしいずれにせよ、ZIPPOだとまじで「コード」なり「シリアル」って普通に商品説明に使う単語だし、

例え私のようにZIPPOでなくても、その2単語が説明内に紛れ込んでしまうことは否定できない。

それを無作為に合成され1単語として判定されてしまうと、困ったもんだよね。この辺はAI技術あたりがなんとかしてくれないもんか。

 

っていうか、私が今回気づいたのもただの偶然だし。さすがにせめて通知ぐらいしてくれんのかっていう。

まさか自分の出品物が検索に出てこないなどとは夢にも思わないよね。ほんと改善してもらいたいところだよ。