仮想通貨トレードが過熱していた時に人気を博していた取引所ザイフ。
当時から色々な問題を抱えつつ&起こりつつも、2018年11月にはフィスコに事業譲渡されリスタートしたわけだが。
なにやら今回、また「やらかした」らしい。
※ただし2019/4/11 23時現在、ZaifおよびJVCEAのトップページ並びにお知らせには特に掲載はない。
事の発端は4月4日配信のメール
ある日、ビットコインの対JPYレートがなんだか知らんが、突然50万を超えるっていう事態が発生。
材料関係なくこういう謎の動きは昔からあったから、それ自体は別に驚かなかったんだけど。
それに呼応するかのように、Zaifから来たメールがこちら。
「1BTC=50万円超え!改めて仮想通貨にトライしてみませんか?」というタイトル。
まぁ要は、高騰してるからトレードどうや?っていうお誘いの内容で、
こんなもん昔から各社がよくやっていたことで特に何も感じなかったし、普通にスルーしていたわけだけど。。
1週間後の4月11日にお詫びメール
おそらくほとんどの人が気にも留めていなかったと思うんだけど、お誘いメールから1週間後。
突然こんなメールが。
「4/4に当社から行われた不適切な発信のお詫びと撤回に関して」という題名。
てかタイトルだけ見て、何のこと?って思ったユーザーは少なくないんじゃなかろうかw
何やら相場を利用して購買を煽ったことが、不適切だ!
、、と「一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)」から厳重注意されたそうな。
JVCEAって言えば、マネパ・SBI・GMO・ビットフライヤー・ビットバンクが運営に関わる、事実上の業界自主規制団体。
んでんで、メールはこんな感じで締めくくられる。
「行き過ぎた内容だった」、「内容を撤回」、「再発防止に向けて社内審査を強化」、、
うーむ、4/4のメールって果たしてそんなに問題だったのか?
確かに仮想通貨ってもののイメージが、各種の事件で悪くなってしまったのは間違いないんだけどね。
ていうか撤回メールまでの1週間に一体どんな動きがあったのか、すげー気になるw
でもあの程度が煽りになるんだったら、もはや2017年ブーム当時の各社のやり口なんて、まさに無法地帯状態だったわけでw
そんな過去の反省を生かして、なんとか不信感を刷新したいって思いなのかなぁ。
まぁ政府としても、仮想通貨を「暗号資産」に呼び名を変えたいみたいだしね。
キャッシュレス化の一環(通貨的な側面)ではなくむしろ、より「資産」としての透明性の確保をなんとか推進していきたいんだろうねぇ。
いずれにしろ、これからも生暖かく見守っていこうかなって次第。負けるなザイフ!w